予想 NYダウ 目標3000ドル? |
まず、ニクソンショック、1971年8月15日に発表されたドルと金との交換停止を宣言がありました。その後、M・フリードマンによる 貨幣が貨幣を生むマネタリズムが、レーガン政権(1981-1989)の一翼を担いました。つまり米国は、1981年からバブル体制に入った訳です。 そして1980年代後半になると クレジットリスクが殆どないにもかかわらず、高利回りを標榜するCDO(Collateralized Debet Obligation : 資産担保証券の一種の証券化商品)でてくるようになりました。そんなのは出鱈目で、本来はリスクがあるから利回りが高いのです。サブプライムのも原型となるような商品が1980年代から出てきているので、根が深いのです。
1981年 NYダウは、875ドルでした。 このマネタリズムのバブルがないとして、1981年から30年間の物価上昇率4%を掛けると なんと2728ドルになってしまいます。
ちなみに日本株は、1981年は、7681円 物価上昇率1%ととすると、2011年には、10246円です。つまり日経平均だけを見ると調整が終わっていることになりますが、東証市場は、外国人株主が半分を占めるため、換金売りを考えなければならないので、影響がどれだけ出るか分かりません。 絶望。。。。
株の専門家の予想が全部当たらないので、もちろん小生ごときの予想は、出鱈目です。
ただ、現在 起きていることは、マネタリズムのバブルが収縮に向かっているということだけは、事実だと思います。
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