信用創造 |
日本銀行券発行高 762,486
貨幣流通高 45,288
日銀当座預金 122,769
準備預金 112,567
「きつねうどん」の原価が100円とします。それを600円で売ります。そこには500円の新たな価値が生まれました。この500円が、国じゅう、合計するとGDPになります。日本のGDPは500兆円です。しかし、日本銀行券発行高は、76兆2486億円です。 (2009/10 日銀の貸借対照表より) 残りのお金は、どこに行った? 実は、我々が持っている預金通帳に載っている数字、つまりコンピューターの中にだけある お金 それが、 「信用貨幣」(credit money)なのです。 本当に宗教でしょ。形のないものを信じて、生きていかなければならない。
住宅ローンなど、銀行からお金を借りると、預金通帳に突如として、数字が載ります。 これが「信用創造」 そして、日銀には 準備預金制度 があり 現在、1.3%の担保を預けるだけで、銀行は貸し出しができます。つまり130億円 日銀に準備金を積むと、1兆円の貸し出しができるのです。これが「信用創造」のマジックです。
例えば 銀行がお金を貸すと、それは債権で、貸借対照表の左に載ります。右側は、預金になります。りそな銀行の貸借対照表が手元にあったので見て見ると、負債の部の預金には、個人が預けている預金と、銀行が作ったお金の区別がついていないのです。 heibayが間違っているかもしりませんが、不思議です。それなので 昔は、「信用」 を膨らましたり、しぼましたりして、景気を日銀がコントロールできたようです。
ところが 都銀の場合、貸出金の8%が、自己資本でないといけません。 これがBIS規制、担保価値が下がると、資産の部が減り、資本金を崩さなければならないので、貸し出しが出来ません。 つまり景気が良くならない仕組みを作りました。ユダヤ資本が、投機市場だけを潤し、個人や企業にお金をこないようにしたのがBIS規制と思えてしまいます。(ちなみに中国はBIS規制参加していません) しかも、米国の大銀行は、この信用創造で出来たお金を投機市場で 博打に使ったのです。