情報公開法 |
いつものごとく、メール問題で騒がせたのですが、相変わらず、マスコミはどんなメールが送られ、どんな返事がされたのか公開せず、上司に対する態度が悪いと言っていたのだが。。。
ところで、平成11年の法律で、「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」がある。
第2条2項
この法律において「行政文書」とは、行政機関の職員が職務上作成し、又は取得した文書、図画及び電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られた記録をいう。以下同じ。)であって、当該行政機関の職員が組織的に用いるものとして、当該行政機関が保有しているものをいう。ただし、次に掲げるものを除く。
一 官報、白書、新聞、雑誌、書籍その他不特定多数の者に販売することを目的として発行されるもの
二 政令で定める公文書館その他の機関において、政令で定めるところにより、歴史的若しくは文化的な資料又は学術研究用の資料として特別の管理がされているもの
知事が公式に職員にメールをおくったなら、公式文章で、それを保管しなければならない。知事が送ったメールと、返事は、住民が情報公開を請求すれば公開しなければならないのだが、大阪府には、保管サーバーすら設置していないようだ。(←法律なので、無駄といわれようとも仕方がないのです。) そして、マスコミは、情報請求をして、メールの全文を見せた上で、非難するの当たり前なのだが、それすらしない。
だから、保険所職員に水道事業のメールを送ってくるなと言う、つまり 無駄なメールは送ってくるなという 職員の言い分は、別の意味で的はついている。(府知事はメールについて返事を求めていたので)