映画 『ブレイブハート』 |
『ブレイブ・ハート』 が好きな女性が、DVDを貸してくれました。 昔、見た記憶では、王様に仕える中世の騎士が、美人の王女と恋する、ワンパターンの映画と同類 の映画との認識しかありませんでした。
あらすじは、家族を皆殺しにされた、スコットランドの英雄ウィリアム・ウォレスが、愛する美人の奥さんも殺され、故郷を離れ成長したウォレスは、イングランドへの怨念と復讐に燃え反抗軍を組織。愛国心に溢れ、現状打破を求めるスコットランドの民衆は、彼のカリスマ性と指導力にひかれ続々と集まってくる……。
しかしながら 『アメリカの秘密 ハリウッドで政治映画を読む』(副島隆彦)でその意味が載っていました。監督・主演のメル・ギブソンはオーストラリア系です。 オーストラリアという国は、イギリスの流刑地と歴史で習いました。 英国では、産業革命時に都市に浮浪者が集まり、その浮浪者がアメリカに犯罪者扱いで送られていました。1774年アメリカが独立宣言をしたあと、流刑地オーストラリアに浮浪者は送られました。英国王としては、国家財政、節約のために やもえぬ 手法だったのです。 満州帝国とおなじでしょ。
白人プロテスタント同盟であるワスプ(英国・ドイツ・オランダ系 仏は別格扱い)は
アイリッシュ・ポーランド・イタリア・ヒスパニック系白人を下層白人として差別します。この下層白人に、オーストラリア人も入っているので、差別を受けてきたのでした。
(今でもアメリカは、差別の国です)
だから、映画でメル・ギブソンは、英国から迫害を受けていた、スコットランド独立の映画を作成したのでした。
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