映画 英国王 給仕人に乾杯! |
「英国王 給仕人に乾杯!」 は、チェコの映画です。
heibayは、2月に見ました。社会を風刺しているのは、チャップリンのような感じです。内容は、予告編 を 見てください。
この映画で、給仕人は、ナチの女性将校と結婚します。 給仕人は、貨幣の価値がなくなり、切手が資産になると聞き、奥さんの将校は、ユダヤ人を収容所に送った後の家から切手をパクッてきます。(欧州では、切手コレクターがたくさんいてます)
ずっと、heibay は、なぜ ナチは、ユダヤ人を最前線に送らず、収容所に送ってきたのかを 疑問に思ってきましたが、この映画を見て、気づいたのです。歴史の教科書には、ドイツは第1次大戦で莫大な賠償金を払わされたとありますが、いつの間にか、アウトバーンを作り、再軍備をしてます。その金の出所は、教科書には出ていませんが、実は、英国や(中央銀行は、ロスチャルドが握っていた)、ロックフェラーの融資ででした。世界恐慌を乗り切るには、戦争が必要だと銀行家は考えました。そして、ヒトラーが一番 戦争をしてくれそうな政治家だったので、ドイツに融資が行われたのでした。その借りた金を返すため、ユダヤ人を収容所に送り、財産を没収するのが目的だったと、ひらめきました。 ロスもロックもユダヤ人ですが、己が貸した金の回収のためなら、何でもやる人たちです。
映画では、戦後、切手が高く売れ、給仕はホテルを持つくらい大金持ちになりましたが、チェコが共産主義になったため、金持ちは、刑務所に送られました。