BEFORE SUNRISE ロケ地③ |
では、市電に乗ります。
Schottentor-Universitatの
地下駅が映画に映されます。
ここから、オペラ座まで、ヒトラーが述べた「千一夜の魔法」です。
丁度、明治維新の1870年ごろ ウィーンの城壁が取り除かれ、リンク通りとして
中世嗜好で、その両側に 国会議事堂、大学、劇場、市庁舎がたてられました。
鉄筋コンクリートなので、ディズニーランド顔負けです。
写真は、ネオ・ゴシックの ヴォーティフ教会(1856年着工)
ゴシックは、12世紀(鎌倉時代)の建築様式
市電の中です。
オーストリア軍空挺師団の人にものり合わせました。右
ギリシャ風国会議事堂に 奥が 市庁舎。
珍しいトラムが走っていたのをうつしました。
映画では、この電車の向こう側、
美術史美術館のあたりを 2人は歩いてました。
美術史館に向かい合った自然史博物館 まだ入ったことがない。
2人はこの道を西日に向かって歩いとき左手側に見えたのが美術史館
映画には、出ませんが、美術史美術館の玄関です。 美術史美術館は、経費制限を一切受けることなく建設されました。 それは、
美術館が単なる美の展示場であるばかりでなく、より大きな社会的機能をもった空間であり、国民の精神的な水準の高さを示すバロメーターとして受け止められているからだ。
(『ウィーン物語』 室木範義著)
「階段」は、ヨーロッパの公共の建物の顔なんです。 豪華な内装、床のタイルも立派
絵画の日本語解説書は、入り口右側の ミュージアム・ショップで売っています。
宗教画を見るときの必携書(日本で購入)西洋美術解読辞典とを持ちながら周りました。3倍ぐらいのオペラグラスがあればよかったです。
市電 Schottentor-Universitat 駅のそばには
ベートベンが、交響曲4.5.7番を作曲した家があります。
Pasqualatihaus (パスクアラティハウス) 所在地:Mölker Bastei 8
過去に建て替えられた、建物のらしいです。
パスクアラティハウスに行く道にある 洋服屋さんです。
実は、ARENA でピンボールをした後、ここを歩いています。
洋服屋さんの横の階段
(Mölker Steigasse) を
上りながら イーサーは、セリーヌに話します。
Jesse: I mean, there's these breeds of monkeys, right, and all they do is have sex, like all the time, you know?
住所のMölker Bastei は、高台にあり、 Bastei (英語で Bastion) は、 築城用語 「稜堡」(りょうほ)の意味です。 1529年トルコ軍が第1回ウィーン包囲をした後に12の稜堡を築いた星型城壁が建設たれた。その城砦の名残です。
この後、Spittelberg(シュッピテルベルク)地区へ行き、出産の踊りが出てきます。
映画 『敬愛なるベートベン』 で、ベートベンは、住民としては きちがいで、出演します。
アンナ(写真女性)が 建物の住民のおばぁちゃんに、「よく ここで住めますね?」と訊ねると、「私は、初演よりも早く、7番を聞いた。ここでは新しい曲が聞ける」と言ってました。
しかし、この映画は、フィクションなんです。
今回、楽友協会ホールで プレートルがすばらしいベートベン7番を演奏しました。
(関連) 秘密諜報員ベートーヴェン』 の ウィーン へ 【2011年7月3日】