年金の納付書が来た。
国民年金保険料の収納業務について民間委託を実施しています。
『株式会社 アイヴィジット』
中の案内に 「保険料を長期間納付されないと、強制徴収によって被保険者はもとより、
連帯債務者である世帯主又は配偶者の財産が差し押さえられることがあります。」
とうとう、年金は「取り立て屋」に業務委託。 税金の取立ての民間委託は、歴史的に、日本では非人が、欧州ではユダヤ人がやっていたこと。 そして彼らは差別を受けてきた。
ところで年金って 大前研一氏の話を聞いていると
「年金 識者によると 支払い開始を75歳でないと保たない。 年金の設計時 GDP伸び率4% 給与所得伸び率2% 当時の寿命で年金設計した時のもの。そして寿命というのは間違っていて、60才まで生きた人の残存寿命は、もう5年長い(計算ミス) そして、団塊の世代は、もう逃げ切り不能」
ということで、完全破綻の年金 と 民間の取立て屋 恐ろしい社会だ。
ところで、途中までしか聞いていないが、給与所得は、日本はフラットから今はジリ貧
他の先進国は、所得は2倍。 日本は、スペイン・ポルトガルのパターン 400年衰退
ただし、原田武夫氏によると、世界の先進国が日本のパターンになるとのこと。
日本は資産価値の目減りがきつい。
今日、4000万円のマンションを買いました。明日売ると3000万円
車 レクサス 買いました。 明日売ると200万下がる。
所有に対するぺナルティー 世界で一番きつい。のに所有したがる。
35歳で35年ローン 成長期のままの論理。つまり、企業も国も生産者の論理
成長期の理論。 銀行は不動産の上物を評価しない
中古車の査定も日本はまじめにやっていない。
ここが、消費低迷になる原因。
大前氏の話はここまで。
ここまで聞いて、まるでリチャード・クーさんと同じ。
米国では、「家」自体が貯金の代替物になる、貯金だから、人々はその上に価値をつけ高めていく 庭造りや、設備の近代化ににもお金をかける。売った時にそれだけリターンがある。
一所懸命 貯金して年ごとに建設費の15分の1をドブ捨てている。日本では毎年20兆円が煙のごとく消えるのと、ドイツのように20兆円づつ富が蓄積されると、60年で1200兆円の差が出る。
(関連)
住宅 (消費財か資本財か) 【2009-03-18】
高橋洋一氏が言っている、お金増刷のインフレ誘導が、どれだけ出鱈目か分かるでしょう。 日銀引受を言ってるのは、高橋洋一氏であり、中川(酒)つまり、金融市場にお金を流すことが目的なんですね。