銀行のボッタクリ |
0.4%で儲かる商売らしいです。
(引用開始:日経BPnet 2007/3/28 大前研一 )
銀行が自らまじめに個人への融資をするとどうなるか。データー的にちゃんと返してくれることが分かっている人にお金を貸すなら、どれくらいの金利が可能だろうか。なんと世界最先端の銀行では0.4%くらいのスプレッド(貸出金利から預金金利を引いた差)で利益が出るようになっている。仮にわたしが銀行にお金を預けたときにもらう金利を1%とすると、銀行は1.5%で貸し出してもちゃんと利益が出る。それが世界最先端の銀行の業務コストだ。もし銀行が2%で貸したら大儲けできる。
(引用終わり)
現在、日銀の政策金利は、0.5%です。
国債の金利が1.42%(15 Feb 2008)
理論上、銀行は、オーバーナイトで0.5%で借り、
国債で運用すると0.9%も利益があります。
そして、三井住友銀行で大口定期10年もので、0.85%です。
それに対し、住宅ローンの金利は10年物で2.4%です。
言ったら、スプレッド1.65% ボロ儲けじゃないですか。
竹中平蔵の息のかかった、日経新聞などが、
不景気は、構造改革の遅れと言っていますが、
銀行のボッタクリのように思えます。
ちなみに三井住友の株主は、GS(ゴールドマンサックス)
日銀福井も元GS顧問、郵政の西川は、住友出身。
構造改革とは、国民の金を、株主に渡すこと?