2017年11月12日 大阪フェスティバルホール
伝説のカラスは聴いたことはないが、その後、世界最高のベルカント歌手であったグルベローヴァ。日本で聴ける最後の公演。リサイタルは聴いているが、グルベローヴァをオペラで観る最初で最後の機会。 売り出し日にチケット購入をしたが、本当に声は大丈夫なのか? 心配も多く、当日を迎えました。
フェスティバルホールの入り口
一番安い9000円の席は買えず、下から2番目の値段の席は12500円 いつもの3階席、新しいフェスティバルホールは、天井桟敷でも音響がよい。
昔のホールの天井桟敷は、舞台からの直接音と壁に当たる反射音にずれがあり、最悪。まずまずの席に座らないと良い音が聴けなかった。
今日の配役
曲が始まり、エンリコが話の解説を始める。バリトンも喉を温めると。
ルチア登場、ルチアも喉を温める。
さて、今日のオペラはどうなるか?
徐々に、ルチア、エルガルドの声が全力に
第2部になり、バリトンのエンリーコも全力で歌い始める。
劇場は異常な盛り上がり。
休憩
いよいよ「狂乱の場」劇場内の空気が張り詰める 彼女に集中させ、耳を済まして聴いている。
ルチアとフルートのやり取りが絶妙。さすがに国立劇場のオケ
グルベローヴァ様、凄すぎる
転がすような技法、美しい声
ブラボー! ブラヴァー!
四重奏も、男性歌手陣にかき消されないグルベローヴァ
ソプラノの真骨頂。
終了
カーテンコール
もう最後だろう、女王グルベローヴァ様
脇を固める バルツォー、ケレメンもよかった。
欧州でも滅多に聴けないレベルのオペラを大阪で堪能。