2015年 05月 20日
大阪市 水道民営化問題 |
「大阪市における特別区の設置についての投票」が終わりました。
今回の住民投票は、「大阪市払い下げ住民投票」とも呼ばれています。
その中でも、グローバル資本が、地方自治体をカモにする「水道民営化」を見ていきます。
まず、水道の民営化で問題点は、
・設備投資を怠り、配当金にしてしまう。
・インフラを握ったことで(水質悪化)、監督官庁は、水道停止命令は出せないので指導を無視。
・水企業との国際裁判で地方自治体の勝訴は難しい。
つまり、国際裁判で地方自治体が勝てないので、水企業は好き放題するってことです。
この文章で、ダボス会議とCSISという2つの外国の組織が出てきます。
ダボス会議(世界経済フォーラム)は、少数の覇者たちによるトップ会議で世の趨勢は決められてゆく。それがスモールワールドという考え方。実際、ダボス会議で話し合われた内容がビルダーバーグ会議で俎上に載せられ、あらかた筋道が決ったものを、サミットで政府要人が後追い承認するという流れがある。
この文章で、ダボス会議とCSISという2つの外国の組織が出てきます。
ダボス会議(世界経済フォーラム)は、少数の覇者たちによるトップ会議で世の趨勢は決められてゆく。それがスモールワールドという考え方。実際、ダボス会議で話し合われた内容がビルダーバーグ会議で俎上に載せられ、あらかた筋道が決ったものを、サミットで政府要人が後追い承認するという流れがある。
私はここで企業帝国主義の流れが生まれているのだなと考えています。
「安倍総理に講演の場を与えたCSISとは何か」
「ジャパン・ハンドラー」として、日本をコントロールすることで、日本人の生殺与奪権を握っているようです。
ダボス会議、CSISを流れを踏まえ、日本の水道民営化に大きく係わるのが、「大阪都構想」であり、橋下徹市長であることを見ていきます。
大阪府と大阪市には水道事業がありますが、
大阪市は、取水から蛇口まですべてを網羅した「直営事業」
対する大阪府は、取水して浄化して、大阪府の自治体に売る「卸売り事業」になっています。
2007年10月18日 大阪市は元アナウンサーの平松市長が誕生。
2008年1月27日 橋下知事の誕生、彼はグレーゾーンで問題になったサラ金の顧問弁護士をしていました。
この2人が始めたのが府市統合水道協議です。
ところが、この水道民営化協議は橋下知事は、突如、今回の統合は白紙に戻すとメデアで言いました。
平松市長にとって寝耳に水。
(引用)
水道予算、800億円削減案白紙に 大阪府事業見直しで
2008年03月12日 朝日新聞
大阪府と大阪市が進めていた水道事業の連携策が、橋下徹知事が府の全事業を見直したため、白紙撤回されていたことが分かった。合意に達すれば府は水道管新設による800億円の支出を節約でき、二重行政解消の一歩になるはずだった。市側の担当者は「知事に振り回され、1年半の協議が無駄になった」と嘆いている。
(引用終わり)
(引用:吉冨氏)
⑤ 2009年9月、橋下徹知事と平松邦夫市長が府の水道事業を市が受託するコンセッション方式への移行で合意。
⑥橋下知事、 水道統合をめぐって府下の市町村への説得に失敗。これをきっかけに平松市長とも絶縁。府市の関係も冷える。当時、わたしの取材を受けた平松市長は「なぜ橋下知事からケンカを売られたのか意味がわからない」と語っている。
(引用終わり)
(引用終わり)
2009年に、橋下知事は、世界経済フォーラム(ダボス会議)のYoung Global Leadersの1人に選出されました。ダボス会議の理事の一人はあの竹中平蔵が務めているのです。
2010年3月には 橋下知事を代表とする「大阪維新の会」の行政構想「大阪都構想」が発表され、それは大阪府全域を「大阪都」とし、大阪市・堺市の政令指定都市を解消させ大阪府と一体化させるというもので、2015年までの実現を目指すものとされた。
(引用)
維新の会の公募候補、選定委員長は竹中平蔵氏に 2012年9月27日
新党・日本維新の会の幹事長に就く松井一郎大阪府知事は27日、公募中の次期衆院選候補について竹中平蔵元総務相を委員長
橋下市長や松井氏は、委員どまり。竹中氏は、候補者の選定について、彼らの上に位置することが決まりました。
(引用終わり)
上記記事は、その後の2012年の話しになってしまいますが、竹中平蔵の位置が、橋下市長・松井知事より上あるってことが、維新の正体でしょう。
国際水企業にとって、国際法廷で勝てない地方自治体は"カモ"って考え方があるので日本市場はぜひとも欲しいところです、2008年3月の府市水道統合案の一方的破棄はダボス会議のメーンバー選出とかかわりがあるのではないかと考えています。
その後、2011年4月1日 大阪広域水道企業団 水道事業(用水供給事業)及び工業用水道事業の事業開始 されました。
これは民営化への布石のひとつと考えられます。
大阪市の資料には、
【水道局】
検討の中では民営化を進めつつ広域化を図っていくシナリオをしっかりと検討したい。
一定の時期には検討結果をとりまとめようと思っているので、その際に、そのための仕組みも合わせて提示できればと考えている。
「府域一体化+民営化」を目標にして進めていきたい。
そして、2011年11月 大阪府知事・大阪市長のダブル選挙
このときのマスコミは、小泉郵政民営化並みの維新よりの報道。それもデタラメでした。
・橋下知事は、大阪府を黒字にした(実は赤字の加速化)
・平松市長は労働組合を優遇している(実は歴代市長の中で、市職員の給与を一番落としたのが平松市長)
そして、全国的に維新ブーム、これが、小泉郵政選挙の時に見た、電通&竹中平蔵(ダボス会議)の力でしょうか?
その後、水道民営化では、思わぬ人物が発言しています。
麻生副総理の CSIS(戦略国際問題研究所)での発言 2013年4月19日
横には、マイケル・グリーン
例えばいま日本で水道というものは世界中ほとんどの国ではプライベートの会社が水道を運営しているが、日本では自治省以外ではこの水道を扱うことはできません。しかし水道の料金を回収する99.99%というようなシステムを持っている国は日本の水道会社以外にありませんけれども、この水道は全て国営もしくは市営・町営でできていて、こういったものを全て民営化します。
麻生副総理、マイケル・グリーンは、最初にも書いたように、国際裁判で地方自治体が勝てないので、水企業は好き放題するので、世界各地で水道の再公営化が始まっています。(パリは契約終了により、ベルリンは違約金3500億円払って)そして、再公営化の流れを知っていて、日本の水道を売り渡そうとしているのは、ワルとしか考えられません。その手下が橋下徹ってことなんですね。
そして驚いたことに、橋下市長の秘書(仕事をせず給与をもらっていると住民から訴訟が提起)は
橋下徹後援会 会長で
「減らず口」の私設秘書 奥下剛光の母、そして旦那は
麻生ラファージュセメント特約店「新建産業株式会社」の元社長で
もちろん麻生の資金管理団体「素淮会」にも毎年献金している
2012年(平成24年)12月26日 安倍内閣が誕生しました。
内閣官房長官の息子は、大成建設社員です。
その大成建設ですが、ベクテル社と提携して、新国立競技場&辺野古を建設しています。
ベクテル社といえばボリビア水道民営化で、ボリビア国民を無茶苦茶にした会社。
官邸ー大阪都構想ー大阪市水道民営化 の流れが見えてきますね。
ベクテル社の筆頭株主は、戦前から米政府と一体になって兵器売却などを行っている会社がある。米国ディロン社である。ディロン・リード社ともいわれるが、この会社は銀行である。つまり、銀行を有する兵器売却会社である。
ディロンがハーバード大学の元株主。
ジャパン・ハンドラーのジョセフ・ナイは、ハーバード大学国際問題研究センター所長、クラレンス・ディロン講座国際関係論教授。
ジャパンハンドラーのマイケルグリーンと麻生閣下で水道民営化が見えてきますね。
ジャパンハンドラーのマイケルグリーンと麻生閣下で水道民営化が見えてきますね。
その間も、市議会が反対しているのに、「大阪都構想」の是非を問う市長選を行い、市長選に勝ったことで、市議会の構成人数が変わらないにも係わらず、法定協議会から維新以外を追い出し、2014年10月27日に、自民党・公明党・民主党・共産党の反対により、協定書は大阪府議会・大阪市議会にてにそれぞれ否決されました。
そもそも、知事と市長で勝手に決めていきますって協定書に賛成が得られるのはずがないのですが。
そもそも、知事と市長で勝手に決めていきますって協定書に賛成が得られるのはずがないのですが。
(引用)
「大阪市、水道民営化構想で実施プラン案」 2014/11/20 日経
水道事業の民営化構想を巡り、大阪市は19日の戦略会議で、水質管理などの安全対策を盛り込んだ実施プラン案を決めた。民営化後の危機管理対策を課題として指摘する市議会に対応した措置。民営化の水道の安全性について、市の内部組織がモニタリングする機能を持つことを盛り込んだ。
民営化実現には市議会での条例案などの議決が必要だが、野党が過半数を占めており、実現するかどうかは不透明だ。
(引用終わり)
「大阪市、水道民営化構想で実施プラン案」 2014/11/20 日経
水道事業の民営化構想を巡り、大阪市は19日の戦略会議で、水質管理などの安全対策を盛り込んだ実施プラン案を決めた。民営化後の危機管理対策を課題として指摘する市議会に対応した措置。民営化の水道の安全性について、市の内部組織がモニタリングする機能を持つことを盛り込んだ。
民営化実現には市議会での条例案などの議決が必要だが、野党が過半数を占めており、実現するかどうかは不透明だ。
(引用終わり)
すると、一度は否決された、大阪市解体の住民投票が復活しました。
(引用)
大阪都構想:公明、住民投票賛成へ 衆院選受け方針転換
大阪都構想:公明、住民投票賛成へ 衆院選受け方針転換
毎日新聞 2014年12月26日
関係者によると、府市両議会の公明議員団幹部が24日、公明党本部の幹部らと会談。幹部らから、維新が求める住民投票まで協力するように指示されたという。
25日夜には大阪市内で、公明府本部代表の佐藤茂樹衆院議員、府市議員団幹部が、橋下代表、松井幹事長と会談し、こうした方針を伝えたとみられる。
(引用終わり)
(引用終わり)
住民投票が決定して、大阪都構想のHPで水道については、次のように載っています。
住民投票が可決されると、水道事業の売却案は加速されるとのこでした。
下記 youtube 資料
下記 youtube 資料
(引用開始)
「大阪市水道事業:30年運営権の最低売却 2300億円に」
毎日新聞 2014年04月09日
大阪市は9日、来年度中の民営化を目指す水道事業について、30年間の運営権の最低売却額を約2300億円とする基本方針をまとめた。市が全額出資する新会社に売却する。市の予測では、必要な水道管の耐震化や料金値下げを今後しても、民営化後30年間は黒字を確保できるという。
市によると、水道事業が抱える債務約2000億円と利息約300億円などを新会社に負担させる方針に基づき、最低額を決めた。売却価格は、30年間の事業収入見込みから運営経費などを除いて計算する。
2044年度時点の経常損益は、運営主体が公営企業なら22億円の赤字となるが、民営化すれば人件費や設備維持管理費の削減などで13億円の黒字と予測した。
(引用終了)
5月11日すぎ、大阪市における特別設置の住民投票で反対派が勝っていると報道されました。すると、大阪府市自民党議員団は、協定書に反対の立場をとっていましたが、まさかの官邸からの維新側への援護射撃。本当のことを話さないマスコミは、憲法改正問題を挙げていましたが、TPPと水道民営化が関係しているでは?と疑ってしまいます。
そして、ダボス会議の企業帝国主義、日本人の生殺与奪権を握るCSIS この2つの流れが合流して、今回の住民投票になったと推測もできます。
現在、大阪城公園の管理会社に電通と読売テレビがなっていますが、大阪維新についての報道には裏がありそうです。
「電通」は旧満州の通信社で戦後はCIAの手下と言われ、読売テレビは日本テレビ系列、その日本テレビの創始者 正力松太郎はCIAのスパイだと米国公文章に出てきます。
5月11日すぎ、大阪市における特別設置の住民投票で反対派が勝っていると報道されました。すると、大阪府市自民党議員団は、協定書に反対の立場をとっていましたが、まさかの官邸からの維新側への援護射撃。本当のことを話さないマスコミは、憲法改正問題を挙げていましたが、TPPと水道民営化が関係しているでは?と疑ってしまいます。
そして、ダボス会議の企業帝国主義、日本人の生殺与奪権を握るCSIS この2つの流れが合流して、今回の住民投票になったと推測もできます。
現在、大阪城公園の管理会社に電通と読売テレビがなっていますが、大阪維新についての報道には裏がありそうです。
「電通」は旧満州の通信社で戦後はCIAの手下と言われ、読売テレビは日本テレビ系列、その日本テレビの創始者 正力松太郎はCIAのスパイだと米国公文章に出てきます。
今回の大阪市特別区設置住民投票は、別名「大阪市払い下げ構想」とも呼ばれ、地下鉄の民営化、ゴミ、国民健康保険など100以上の事業が一部事務組合で民営化される予定でしたが、これらは国内企業が対象ですが、水道事業に関しては国際企業が対象でしょう。そして麻生副総理がCSISで発表した「日本のすべての水道を民営化します」の一歩目が大阪都構想ではなかったのかと考えるしだいです。
この 日本の水道を売り払う正体が、竹中平蔵であり、麻生副総理で、そのピエロ役を演じるのが橋下市長ではないでしょうか?
この 日本の水道を売り払う正体が、竹中平蔵であり、麻生副総理で、そのピエロ役を演じるのが橋下市長ではないでしょうか?
仏ヴェオリアが水道民営化した愛媛県松山市では料金が倍になっている。
(2018年7月15日 twitter)
(2018年7月15日 twitter)
以上 heibay
------------------------- (資料) -------------------------------------------------------------------------
辻谷貴文『都構想でどうなる?大阪市の水道』(完全版)
公共水道を守るために、府と市がどう協力しあうのかという統合協議を事務的にまとめてきた部署が、橋下市長が突如民営化を言い出して、民営化を検討する部署にそっくり替わり、モチベーションが著しく落ちた。
柴島浄水場は上(カミ)と下(シモ)2つあり、下に重要な設備があるが、資産価値として梅田に近いほうなので、橋下市長が下を売れって、現場も市民のことなど全く関係なし。(橋下の民主主義感?)
水道民営化案
水道管は市が保有したまま、運営に係わる部分は民間(上下分離)
・設立は大阪市100%の株式会社
・5年程度に民間に売る
・30年契約 更新投資は民間会社
・チョットだけ耐震化が進む
・府下一円の水道事業を取りに行く
大阪特別区設置住民投票が
可決されると水道の民営化は加速するが、
否決だと考え直さなければならない。
ただ水道事業は、都構想とは関係無しで進んでいると思っていただければよいのではないか?
1992年から国連で、水は
公共財(権利)?
経済財(需要)?
協議されている。
サッチャー・リズム時代 水は経済財と位置づけられている(水で金儲けしたい人がハンドリングしている)
欧州では、水道の民営化が進んだ。
水道はコストを丸ごといただくってことで事業が運営
大阪市の人口
今、268万人(料金2016円 /20㎥あたりの料金 設備更新含まず)
2040年249万人(2156円)
2060年211万人(2536円)
施設、設備の老朽化は深刻
(50年前のポンプとかも使っている。それを現場力で維持。)
水道は巨大な装置産業
2000年に高度浄水処理(オゾンを通す)で劇的に水が良くなった。
しかし、議会に通らないので料金に上乗せができない。
15年間 大阪市は水道料金を上げていない
無責任な民営化バラ色論が蔓延
公であれ、民であれ、民営化したからと言って明日良くなるってことは水道事業では起きない。
技術の継承が出来る、経費節減効率的だ、儲かる
ってことが民営化方針で書かれているがそんなことはない。
2004年 関市長の時、大阪市役所大バッシングの時、民間並みにせーと相当なコストカットをしてきている。効率化を図っている。ここに来て民営化したら効率的って、違和感がある。
水道局の職員数
平成20年 1809人
平成25年 1478人
世界で水道事業一本だけをやっている所は無い
水道事業、極端に言えばゼッタイ儲からない
こんな巨大な装置産業。
独占企業で、ゼッタイ水を送らないといけない。
海外に出れば儲かるんだ、そのロジックを見せて欲しい。
世界の水道9割が公営、1割が民間
民営化した自治体が再公営化した自治体が37ヶ国235事例
仏94件 米58件 2カ国で半分
2010年パリが再公営化(民営化のモデルだった)
やっぱりアカンわ
パリは契約更新をしない。
水道の再公営化が進むわけ。
民間企業では持続不可能。
民間企業が約束したことを守らない。
民間は短期の利益を求められているから、長期の投資活動がおろそかになりがち。
監督をしてるといっても、水質が悪い時、水を止めろとは言えない。
民間企業やから経営はブラックボックス
パリ 2010年再公営化 25年前契約 パリは汚職が酷かった。
左派政党がマニフェストに掲げて勝っての再公営化
パリの水道再公営化で役員報酬をもらっていた300人をカット
現場労働者は全員公務員化
すると、初年度30億円の黒字 8%の値下げ
4万人に対して福祉減免。
30億円の黒字を長期投資。
水道
ドイツ・ベルリン(大阪市と状況が似ている)
1999年 株式売却による水道民営化 30年契約
15年でベルリン市議会で こらアカンと契約破棄
市が株式を買い戻す。ベルリン市は違約金を含め3,500億円言われているが、一説では7000億円(15年あったはずの利益分も寄こせ)
水道 ジャカルタ
1997年 25年契約の民営化
不平等な契約で、ジャカルタ都がずっと金をむしり取られる。
水質はちっとも良くならないと、再公営運動を始めたのが今のインドネシアの大統領。運動中にジャカルタ都知事。2015年3月 水は人権だという判決がでたが、水企業が出て行かない
水道 デトロイト
貧困層の水道が止められた。判決は金が無ければ水道は止められて当然だ。
水道 サンパウロ
株式の51%を市が所有、49%を民間。
収益を株主配当に使い、設備投資を怠ってきた結果
老朽化しすぎて使い物にならない水危機が起きている。
これも大阪市の将来の事例かも
水道において民間活用は約束どおりにしてもらえない。
民間会社はライフラインを取ってしまうことで、強気に出てくる。
下水道 ブリュッセル市
下水会社:泥が多くて約束の金では請け負えない
議会:契約どおりにせんかい!
下水会社:ほなバルブ閉めまっさ!
ブリュッセル市が汚水まみれ。
結局、市は水企業の望むカネを払った
水道
国際法廷に於いての多国籍企業の強さ
普通の自治体では、手におえない。
一度民営化にすると元に戻すのは大変。
大阪市の水道局職員が網羅している直営率は日本一
日本の水道はトップクラスだ
何を持ってトップクラスか?→現場力
大阪市の採用でなく水道局の採用
給料表で現業は安い。大阪市は安いコストで雇っている
府の水道事業はガタガタ(民間委託、直営率が低い)
それで、大阪市の水道は職員が多いと言われている
ただ、府は設備も新らしいので、問題なく機械が動く。
日本の水道はどこも、ヒト・モノ・カネに窮している
大阪市の水道の借金3000億円
びわこ総合開発、耐震化、高度処理システムなどに使った。
3000億円の意味は資本?かも
水道の最安値も考えもの
大阪市の近くの市町村が水道事業やっていけない
そんな自治体が外資に売ることを考えると、
料金、質が同じようにすべきかも。
淀川の上流部の都市が、水道を外資に売って、汚い水を流されたら、大阪市民が困る。
過去、大阪市は滋賀県に多額の金を琵琶湖総合開発で払ってきた。
水道は流域で考えるべき。
霞ヶ関で水道のトップは課長、外国では水道省などもある。
水道で市民に心配させないとかの美学があった。
水道が24時間でて当たり前 それが町つくりの基本
これからの時代は蛇口の向こうはこうなっていると発信しないと
都構想に関係なく大阪市の水道は岐路に立っている。
解決は民営化ではない
【大阪水道府市統合破談へん】1時間14分あたりから
大阪市の水道は直売
大阪府の水道は卸売り
府営水道は、相手の自治体の力量により値段が変わる
吹田市は自主水源を持っているから料金が安い。
大阪市の水道局は取水から蛇口までの技術者を持っていて、府市水道統合で計算していく。
水道管の付け替えなど25年で5400億円かかると出た。
大阪市の水道局内で計算しなおすと1800億円削減できる。
2回目の水道意見交換会で2460億円削減できる。
大阪市側が、府の浄水場が大きすぎるのでもう少し小さくすればと言っていまい府営水道側が怒ったのではないか?
2460億円削減できるのなら大阪市の施設を使い大阪市水道局が受託となるコンセッション方式ではどうか?
知事・市長で合意した。ただし直筆のサインではなかった合意書(協定書ではない)
一切値下げには応じないと言っていた府営水道が単価10円値下げで、効果額は2400億円ぐらいあると言い出した。
突如、今回の統合は白紙に戻すとメデアで言った。
コンセッションで府営水道の資産を大阪市がもらうと無茶も言っていたのは事実だが、コンセッションを決める段階では資産は府に残してもかまいません。
これで大阪市水道局がやることによって府民・市民もwin・win になる所までいったが
橋下さんが、「大阪市議会、大阪市水道局は信用されていない。と周りの自治体の組長さんがみんな言う」
それで大阪市が悪者になる思考が橋下さんの中で増幅していったのではないか?
大阪市側が交渉の入り口段階で驕りがあったのではないか?
府の技術者のプライドを逆なでしたのではないか?
大阪市の水道は高度処理を2回 「ほんまや」もあった。「ええやん」で復活。
水道水はカルキを入れないといけないが「ほんまや」は熱処理で作った(原価が高い)
橋下市長が1800万円の赤字やから止めたが、税金でなく企業体の中から出していた、宣伝費で使えばよいではないか!
モンドセレクション金賞、「なんぼ つかったんや!」と言われたが十数万円。世界で初めて公営水道としてiso22000をもらった。
大阪市の水道局の職員が優秀すぎた。相手の逃げ道を考えながらやるべきだった。
by heibay
| 2015-05-20 01:16
| 大阪
|
Comments(2)
ハシゲじたいはしょうもない雑魚でしかありませんでしたが、背後関係も含め、よくまとまっていますので非常に参考になりますね。
シンタローが都知事の時にも、東京都の水道の技術を世界に売りたい、とほざいていて、まぁこの耄碌爺の背後関係等もハシゲと似たようなものでしょうね。
なんでも民営化、は本当に今さらですね(−_−#)
こちらの記事、当方でも是非、参考にさせてくださいm(_ _)m
シンタローが都知事の時にも、東京都の水道の技術を世界に売りたい、とほざいていて、まぁこの耄碌爺の背後関係等もハシゲと似たようなものでしょうね。
なんでも民営化、は本当に今さらですね(−_−#)
こちらの記事、当方でも是非、参考にさせてくださいm(_ _)m
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heibay at 2015-05-28 16:18
山口さま、こんにちは。
石原慎太郎の場合、ゴールマンサックス(GS)が築地移転に絡んでいるようですので。 水道もGSではないかと。
そして、電通も出てきますね。
植草一秀の『知られざる真実』
2010/10/23
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-159f.html
築地市場で活動する大手上場卸企業の大株主に米国大手金融資本のゴールドマン・サックスが登場しており、結局、築地市場の豊洲への移転は、これまでの水産物流通を外国資本に支配させるための方策との側面も見え隠れしている。
また、石原都知事が目指したオリンピックの東京招致を実現するために、築地市場の移転が必要だったとの側面もある。このオリンピック招致に関連して、電通に法外なプロモーションビデオ製作費が支払われたことも記憶に新しい。
石原慎太郎の場合、ゴールマンサックス(GS)が築地移転に絡んでいるようですので。 水道もGSではないかと。
そして、電通も出てきますね。
植草一秀の『知られざる真実』
2010/10/23
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-159f.html
築地市場で活動する大手上場卸企業の大株主に米国大手金融資本のゴールドマン・サックスが登場しており、結局、築地市場の豊洲への移転は、これまでの水産物流通を外国資本に支配させるための方策との側面も見え隠れしている。
また、石原都知事が目指したオリンピックの東京招致を実現するために、築地市場の移転が必要だったとの側面もある。このオリンピック招致に関連して、電通に法外なプロモーションビデオ製作費が支払われたことも記憶に新しい。