まずは、福島原発の状況です。
画像は、東京のスイス大使館が、2013年12月に発表したもので、東京電力が7月22日にアナウンスと出ています。(日本のマスコミに載ったけ?)
出展
★阿修羅♪ 日本のスイス大使館が公開した画像は、福島の溶融燃料は地下深くにあると示している (ENE NEWS)
コメントに
何十トンもあり強烈な放射能を発している溶融燃料が行方不明であるはずがない。
溶融燃料が格納容器を貫通し地下へ沈下しているのは、専門家や阿修羅読者の間では
常識、定説だ。
貫通したかどうかでなく、どのくらい沈下しているかが議論になっている。
もし貫通していないのなら、
「ご安心下さい。この通り溶融燃料は格納容器内に留まっています」
と東電が証拠とともに発表するはずだ。
格納容器を貫通した事実を認めれば、当然コア・キャッチャー(溶融燃料の受け皿)を
つけろという話になる。
既存の原発に後付けするのはほぼ不可能だし、莫大なお金がかかる。
これでは再稼動できなくなる。
だから東電は貫通の事実をひた隠しにしているのだ。
とありますね。
ところで、コア・キャッチャー(溶融燃料の受け皿)は、フランスのアレバ社が特許を持っているため、日本やアメリカの原発には装着されていない。(特許料が高いらしい)
この図の下部にあるのが「コア・キャッチャー」のシステムで、左下の「コア・キャッチャー」の中に敷かれてるものは、高温の溶けた核燃料から容器の底を守るための特殊素材だ。こうしたシステムが義務づけられているということを知れば分かるように、欧州では、メルトダウン事故やメルトスルー事故は「いつか起こるもの」という前提で安全対策が講じられてるということだ。
一方、安倍首相が再稼動を目指している日本の原発には、この「コア・キャッチャー」が装着されている原子炉は1基もない。だから、日本中のどの原発でも、メルトスルー事故が起これば、福島第一原発と同じ結果になる。
(中略)
そして、安倍首相が「日本の技術は世界一だ」と大嘘をついて各国にセールスして回ってる日本製の原発にしても、当然、この「コア・キャッチャー」は装着されていない。たとえば、東芝の最新鋭の「AP1000」という加圧水型軽水炉なんて、逆に「コア・キャッチャー」が付いてないことを「売り」にしてる始末だ。
(引用終わり)
共産党の志位和夫 twitter · 7月21日
こんなに違う――欧州加圧水型原子炉(日本新規制基準)
1、重要設備の多重性―独立4系統(独立2系統)
2、コアキャッチャー―設置(要求なし)
3、格納容器熱除去設備―設置(要求なし)
4、二重構造の格納容器―設置(要求なし)
(原子力市民委員会資料)
このどこが「世界最高水準」?
原発賛成派の方も安全装置(コア・キャッチャー)の設置ぐらいは言ってもらいたいです。
テーブルに載せるのはそれから。。。。
7月26日 twitter
昨年から、安倍首相もメディア(読売・産経)も「世界最高水準の安全」「世界最高の安全基準」「世界最高レベルの安全」という言葉をさかんに使い原発再稼動の推進に必死だったが、昨夜の報道ステーションはそれを見事に覆す報道をした。
ってことで、キャスターの古舘氏は、降板予定。