梅雨には、カエルの物語りでも。
2013年6月23日
オペラ「プラテー」"Platée"
演出は、カリスト ビエイト氏
ウィーンでワグナーを聴いた後のオペラは、歌手の迫力でやはり物足りない。
ウィーンで、朝、少年合唱団を聞いて、美術館に寄り、
Stuttgartに向かいます。ミッテ駅でチェック・インは済まして、大きな手荷物は預かってもらっています。
その前に、スーパーで買ったパンを食べるのに、ベルヴェデェー宮殿の側の無料植物園に寄りました。
さて、電車で空港へ、なんと、飛行機が1時間30分遅れ。こんな時に限りというか、生まれて初めてStuttgart の空港で税関チェック。 オペラには遅れました。天井桟敷の席なので入れてくれたけど。
オペラ「プラテー」"Platée"
あらすじは、ユピテル(ゼウス)が浮気ばかりするので、正妻ジュノ(ヘラ)の怒りを静めて欲しいと、醜いカエル”プラテー”を其の気にさせ、最後はこんな不細工に恋するはずがないと、中世のバロックオペラ。
神々の系図オペラ「プラテー」は宮廷内の催しで上演されたため、貧乏人をバカにしたような物語。
(あらすじ)
演出家ビエイトは、そんなプラテー(テノールの男性が歌いますので)を”トランスヴェイスティー=性転換をした(またはしたい)、女装男性におきかえました。そして彼の作った舞台設定は、1980年代に実在した世界中のセレブが集まるStudio 54,というNYのディスコです。登場人物達はそこに集う個性的な人達という設定
実は、このオペラ、バロックオペラでバレエが多いので、
Stuttgart Ballet って実力があり有名なので バレエを観たかっのだが。。。
(マルク・ミンコフスキ&グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊)
Studio 54 なので、バレエが、「タップダンス」になってしまってるんです。
ビエイトのアホ~
神々は、貴族のカツラをかぶって登場します。 セレブのディスコで、貴族と金持ちが、不細工な男を虐めているしか見えませんでした。
ところで、Stuttgart Oper の天井桟敷席ですが、中央、左、右、に大きく分けます。
これは、右の部分ですが、中央部に近いほうは通路がありません。
こちらは、左側ね。
オペラが終わった後のStuttgart の街 日曜日
ケバブ屋で食べたホウレン草のピザ
夜行列車でベルリンへ(ハノーバー乗り換え)
明日もビエイト演出の Hanjo(斑女) ベルリン国立歌劇場
プラテー 翻訳
http://rousseau.web.fc2.com/jopera/platee.doc