ドイツの白人とドイツ統一 |
かなりいいかげんですが、自分自身のまとめとして。
ベルリンのドイツ歴史博物館をみてると、民族の移動がモニターで映されていた。
ランゴバルト族(Langobarde 2~3番目に赤で表示)がローマに入ったのですね。ランゴバルト族は北イタリアに定住。北イタリアのロンバルディアという地名もランゴバルド王国に由来している。 その起源は、スカンディナヴィア半島ではないかといわれており、1世紀にパンノニア(ハンガリー)に移動した。568年には、部族の長アルボイーノに率いられ肥沃な土地を求めてイタリアに侵攻した。
フン族(Hunnen 水色)、オペラ「ワルキューレ」のフンディングは、フン族(Hun)やから気になるところ。 ハンガリー(Hungary)は、フン族の国から国名がきている。
後にロンヴァルディアの白人がユダヤ人から金融の方法を取得して、十字軍以降、テンプル騎士団等の海賊系、ヴェニスの商人系となり世界の金融支配が現代に至る。
今のフランスは、アルプスがなく、ローマから海路でもすぐ行けるので、ローマが直接支配できていたのですね。 例えば、持ち株会社;(株)セブン&アイ・ホールディングス がローマで、フランスがイトーヨーカ堂、 しかし、ドイツ領となると、アルプスが邪魔で支配できない。ってことでフランチャイズのセブンイレブン。
フランチャイズの代表が神聖ローマ帝国皇帝。
始まりは、962年、東フランク王国のオットー1世がローマ教皇から「ローマ皇帝」の冠をもらった事にあります。
その後は、11世紀にはローマ帝国、12世紀には神聖帝国、13世紀になってから神聖ローマ帝国、15世紀後半からはドイツ人の神聖ローマ帝国とよばれるようになります。
数多くの諸公国(バイエルン、ザクセンなど)、地方伯領、辺境伯領(ブランデンブルク、オーストリアなど)、さらにはボヘミア王国、イタリア王国などの大小様々な国家から成立していることで、全然中央集権体制ではなく、さらに皇帝の地位は世襲制でもありませんでした。
そのセブンイレブンの各店会の会長で、彼らが操りやすい人物をドイツ王に選び、その人物をローマ教皇にローマ皇帝として認めてもらうと それをハプスブルクにしてやられたってとこ。 ハプスブルク家は、(株)セブンイレブン・ジャパン になってしまいました。
当然、ハプスブルクが力をつけると、上納金を集金して、手数料を分捕ってローマに納めることを考えたと思う。ところが、上納金を払いたくないのが、世の常。
そこで登場したのが、ルター。ドイツ歴史博物館では、かなり場所をとって絵などを展示。
神父より聖書を信じるって習ったが、要は、上納金をローマに納めたくない理屈をルターが作ったのだろう。
そのルターですら、聖書に基づいて起きたドイツ農民戦争(1524年)では、諸侯たちに徹底的に鎮圧するよう勧告した。全欧州を襲った宗教戦争、要は上納金を誰に納めるかってとこでしょう。
それより、アダムとイヴは禁断の果実を食べたのが、中世からその禁断の果実が、ギリシア神話や北方神話の「黄金の林檎」の影響を受け、イチジクから北方系のリンゴに変わっている。
太陽に弱い白人が、ゾロアスター教の影響を受けた聖書で、白人が優越していることに歴史的にしたいのだろう? これをルターが強化して白人至上主義が生まれたのだろうか?
尾っぽが生えているのは、アダムとイヴを騙した、蛇人間。 ゾロアスター教は、竜王(蛇)に対抗するために生まれた。
(絵:ウィーン美術史美術館)
ポーランドに居候していた、カトリックのドイツ騎士団(以後「暴力団」)が嫌がられて、暴力団が封建関係を結ぶ臣下になり、暴力団組長がルターに面会してプロテスタントに変更(上納金の問題が大きいと思う)。 そして1523年、カトリックの暴力団員を追い出した。その後、領地をもらいプロイセン公告からプロイセン王国に。追い出されたカトリックの暴力団員は南ドイツへ。
1525年、ポーランド王ジグムント1世の前にひざまずき臣従の礼を行うプロシア公アルブレヒト
プロイセン王国に出てきたのがビスマルク。軍に関して、強引な憲法解釈(隙間説)で無予算統治を行い、参謀モルトケと供に、ドイツ国民共通の敵を作り、デンマーク、オーストリア、フランスと戦争をすることで、ドイツを統一。
ビスマルクがやったことを読んでいると、憲法って本当に重要なもので、今、安倍首相がやろうとしている事は、国を滅ぼすことやと、よく分かる。
参謀モルトケは、ベルリン・ハンブルク鉄道理事になり、軍事における鉄道の可能性を研究し、予備役が可能となりました。 写真はベルリン・ハンブルク鉄道の旧ベルリン駅
今は美術館。 Hamburger Bahnhof - Museum für Gegenwart - Berlin
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争(対デンマーク戦) ドゥッブル堡塁の戦い
普墺戦争(対オーストリア戦) ケーニヒグレーツの戦い
普仏戦争(対フランス戦) 「最後の授業」
「私がここで、フランス語の授業をするのは、これが最後です。普仏戦争でフランスが負けたため、アルザスはプロイセン領になり、ドイツ語しか教えてはいけないことになりました。これが、私のフランス語の、最後の授業です」
憲法解釈と戦争で統一されたドイツは、ナチスと戦争で滅びました。(国会での議案の可決が激減して大統領緊急令の可決が多くなる。 ナチスもこのシステムを狡猾に利用)
ドイツ民主共和国(通称 東ドイツ)ドイツ連邦共和国に別れ今に到っています。