トゥーランガリラ交響曲 hr-Sinfonieorchester( 旧フランクフルト放送交響楽団) |
シャルル・メシアン作曲:トゥーランガリラ交響曲
HR-SINFONIEORCHESTER ヘッセン放送協会交響楽団
PAAVO JÄRVI 指揮
STEWART GOODYEAR ピアノ
CYNTHIA MILLAR オンド・マルトノ(Ondes Martenot)
6月14日 於:アルテ・オパー
今回の旅行は、「トリスタンとイゾルデ」テーマ。
ニナ・ステメ&メストのコンビがウィーン国立歌劇場で公演するので計画を立てました。
中国国際航空が定刻(18:15)に着いたので、20:00からのオケに間に合いました。
演奏前のアルテ・オパーの雰囲気。
男性も女性も良い服を着ているので、ハイクラスに見えます。
トゥーランガリラ交響曲は、現代音楽のはしりです。 それもそれも大音響。うれしー!!
中世の伝説「トリスタンとイゾルデ」からインスピレーションを受けたのだって。
世界最古の電子楽器、オンド・マルトノondes martenot なるものが、不思議な空間に誘います。
「トゥーランガリラ Turangalîla」は、2つのサンスクリット(梵語)“turanga”と“lîla”に由来しており、これらの言葉は古代東洋言語の多くの例に漏れず、非常に幅広い意味を有し、“Turanga”は「時」「時間」「天候」「楽章」「リズム」など、“Lila”には「遊戯」「競技」「作用」「演奏」あるいは「愛」「恋」「恋愛」などといった意味があるとしており、この二語からなる造語“Turangalila”には「愛の歌」や「喜びの聖歌」、「時間」、「運動」、「リズム」、「生命」、「死」などの意味があるとされる。
演奏会場のアルテ・オパーは、音響がもう一つなので、良い席を奮発(¥6000ぐらい)
演奏後、オケ横の2階席から、バラの花が投げ込まれていました????
実は、パーヴォ·ヤルヴィ フランクフルト放送交響楽団の首席指揮者としての彼の最後のコンサートだったのです。(N響に来るんだね) ところで、中央の1列目は日本人が独占。 どっかが主催したツアーのようだが、こんな日は遠慮しないとね。
その後、蝶ネクタイを付けた偉い人が挨拶。 会場からは、総立ちでパーヴォ·ヤルヴィに惜しみないカーテンコールが送られていました。
演奏会後の公式写真はココ → hr-響のfacebook http://goo.gl/JXv02m
ところで、ドイツでクラシックのコンサートを聴く時、市営交通の会場までのチケットが付いてくるものがあります。車で来ないでねって事で。今回のコンサートは、@チケット(pfdで印刷)なので、空港からの地下鉄料金は払いませんでした。だけどフランクフルト・オペラは、@チケットにはこの制度がありません。市民でなく観光客が多いせいでしょうか?
(左がコンサートチケット、右が公共交通のチケット、名前入り)
大阪市は地下鉄の私物化(民営化)が話題になっていますが、公共交通とコンサートのコラボは民営化などすると出来なくなりますね。