介入した金は、米国債へ |
介入を2兆円しましたが、heibayが 以前から言っていたように 効果はなく、円高の深みにはまっています。 今朝も介入と財務大臣は言っていましたが、人々は、介入期待で円売りを、そして、円を売った人たちは、いずれ買い戻さなければなりません。 だから益々円高の深みにはまっていくのです。 介入のタイミングについては、経済評論家が理解していないところです。 あれだけ介入が好きだったミスター円の榊原さんが、過去の自分の行いを反省して?単独介入は無駄と言っているのですから。 外国の場合、相場のディーラー(歩合制です)が銀行の取締役になったりしますが、日本では考えられないこと。 つまりプロ野球の監督に、一流大学を出た 野球を知らない人が監督になっているようなのが ディーリング部門の日本の金融関係の偉いさんたちです。 財務省でも同じでしょう、相場経験のない官僚が介入をするのですから。
ところで、9月に買った米国債の購入は史上最高の3兆2000億円、介入額のほぼ全てが外国証券に回った可能性もありそうだ。この1年で9300億ドル(8兆3000億円)【外貨準備等の状況】
昨年、税収減で国債を発行する時、言っていた需給ギャップが10兆円といわれていました。 heibayは 貿易黒字分は米国債を買わないといけない理由は分かりませんが、 民主党の「デフレ脱却連」がいろいろ日銀に言ったりしていますが、米国債購入分を日本国内に回せば済む事と思います。 それだけで需給ギャップは埋まるのですから。 米国債を買う限り、国内にお金が回らないので、デフレになるのではないでしょうか。
また民主党代表選の翌日に介入をして米国債を買ったのは、米国債を買うから小沢を落すようにするとの裏取引があったことすら感じられます。 小沢氏は資源を買うと米国を逆撫でしていましたから。 何しろ、円安にするには、日米金利差を広げないといけません。 しかし介入した金で米国債を買うと、金利差の縮小。つまり政府は円高に誘導していることになりますから。
今週は米国債起債ラッシュ、果たして介入は。。。。。。
(関連記事)
ロイター 2010年 10月 7日
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17572920101007
『外貨準備が語る「介入資金で米債購入」、円高回避逆行疑う声も』
heibay さんが理解できることをどうして 日本国 は
理解して行動しないのでしょうか???
(失礼いたしております)
>相場経験のない官僚が介入をする
とはいえ、経験や知恵というものが申し送りされているハズ
だと思うのですが・・・・
そんなに知恵のない人達なのでしょうか
私にとっては「経済七不思議」の一つです。
経済は生き物だ という言い訳はどーも理解(信用)できません。
外から見ているのと内側にいるのでは
見えてる世界が違うのかしらん ????
例えば、太平洋戦争の時の海軍組織は、海軍兵学校の績順。 負けるために戦争を始めたといえ、真珠湾の航空戦隊の司令長官が航空専門でなく水雷屋の南雲中将。 この時代、米軍は士官学校の成績上位者は、高待遇で情報部勤務。 米軍は記憶力のよい人は考える力が劣るとの経験からです。 対する日本の司令部・参謀は、敵は自分が思ったように攻めてくるのを前提として作戦を立てていたそうです。(経営コンサルタントの一倉先生の話)
現代の米国財務長官、ガイトナーは官僚出身ですが、ポールソンやルービンは、金融詐欺の本場 ウォール街出身。 これだけでも勝負はついているでしょ。 機軸通貨(詐欺の胴元)が、バリバリの詐欺師金融家。そして日本の財務省は、太平洋戦争同じように、相場をコントロールできると勘違いしています。 また2009-3-13に http://heibay.exblog.jp/10546212 書いたように財務官僚が米国で洗脳されてくるからではないこと思います。