大阪クラッシック |
劇場とは、自ら企画と公演ができる場所で、ここが貸しホールとは違うとこです。 そして御堂筋を中心に劇場化した こっそり大人気の「第5回大阪クラッシク」が、一週間の幕を昨日閉じました。 「大阪クラッシク」は、ヨーロッパでは名が通っている大植英次 大フィル音楽監督が、大阪の町にクラッシク音楽を根付かせようと、御堂筋のビルを中心に無料演奏会をします。 気楽に着てくださいと主催者は言ってるのですが、無料となると、おばちゃん並んで整理券をもらうのは大変なようです。 シンフォニーホール等の有料演奏会は、高い席で¥1500.-
シンフォニーホールでのコンサート、昨年からか、オーケストラと初演のソリストが協奏曲を演奏するスタイルになったようです。今年は土岐祐奈さん15歳 第62公演 曲はメンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 今年は、オケもきっちり演奏、土岐さん上手かったよ。 ドヴォルザーク 交響曲第8番 大植さんが、師の斎藤秀雄から最後にレッスンを受けた思い出の曲 「最初で最後の演奏です」と なぜだろう? これも凄かった。 定期演奏会以上?
最終日は、知る人ぞ知る、毎年ながら会場が盛り上がるコンサート、無料入場券配布8:30ですが今年は7:30から並んで立ち見でした。 年々チケットのゲットが難しくなってきています。 曲は、シュトラウス:「ドン・ファン」、チャイコフスキー:「ロミオとジュリエット」 オリジナル版(天国に昇天するとき静かに終わる)
大阪市歌 これが終わったあと 会場に駆けつけた、平松大阪市長が、「今年の大阪クラシックは、87公演 延べ5万を動員。 テーマはハーモニー、府と市は、ハーモニーがなくなっていますね。 大阪から文化、芸術を発信させましょう。」と会場が拍手でした。
そうそう大フィルの理事もやめた橋下知事の大阪市分割など、怪しげな大阪人に利権を渡す作業ですから。 似非右翼を応援する惨軽新聞は橋下知事を絶賛ですがね。
そして「ボレロ」の演奏 今年は、大阪市内で日本で唯一シンバル制作をなさっている小出さんをゲストとして招聘? ドンドン盛り上がります。 注目のボレロでのシンバルは、柱の陰で見えませんでした(残念)。 ウィーンのニューイヤーコンサートに格が及びませんが、ウィーンはチケットの闇値50万円 こちらは無料。 最後は、ウィーンのデラッキー行進曲に対し 祭り囃子の「八木節」を会場全体で手拍子で締めくくりました。 今年は3回コンサートにいきましたが、昨年まで大フィルはお祭り的に演奏をしていたのが、今年は、なんだか真剣な演奏になっていたように感じました。