悪徳商人 フランシスコ・ザヴィエル |
円高で素人投機家を大損させた「為替王」のサイト、日本国債 売りを1.33%ぐらいから言っていたね。 トウシハ、ジコセキニンデ
では、本題。 今、『天皇のロザリオ』 をまだ読んでいるが、フランシスコ・ザヴィエルについて、高校の教科書には、宣教師の面しか書かれていない。ちょっと、取り上げてみる。
まず、マラノーとは、隠れてダビデの星を信じるユダヤ人です。異端審問所でキリスト教以外を信じていると、火あぶり。このとき改宗ユダヤ人は、ブラジル、アメリカ、インドに渡った。
(引用開始:『天皇のロザリオ』)
ザヴィエルは、ポルトガル系ユダヤ人のマラノーである。ポルトガル系ユダヤ人は、香辛料や金銀を求めて、世界的な貿易に乗り出していた。マラーノのザヴィエルは、イエズス会の会員にして貿易商人でもあった。
(中略)
(『聖フランシスコ・ザヴィエル全書簡』)から彼の信仰と思想を見ることにしよう。
(略)
それでは、「書簡第九」を見てみよう。ザヴィエルが商人であることを知ることができる。
それで神父を乗せて来る船は胡椒をあまり積み込まないで、多くても八十バレルまでにしなさい。 なぜなら、前に述べたように、堺の港に、ついた時、持ってきたのが少なければ、日本でたいへんよく売れ、うんと金もうけができるからです。
(中略)
「書簡第九十四」は、ヴァスコ・ダ・ガマの子ペトロ・ダ・シルヴァに宛てた手紙である。その手紙は次の文で終わる。
もし、閣下が私を信頼してくださって、この地方に送る商品の管理を私にご一任くださるなら、私は「一」から「百」以上に増やすと断言します。
(中略)
徳富蘇峰の『近世日本国史』の初版に秀吉の朝鮮出兵の従軍記者の見聞録がのっている。(二版では憲兵命令で削られた: heibay 注 戦前、三菱が同じことをやっていた)
キリシタン大名、小名、豪族たちが、火薬が欲しいばかりに女たちを南蛮船に運び、獣のごとく船内に押し込むゆえに、女たちが泣き叫び、わめくさま地獄のごとし。
(中略)
日本の娘はキリスト教徒でない。したがって人間扱いされなくて当然である。
(中略)
豊臣秀吉がイエズス会コヨリエにシナ征服計画を持ち出され、その誘惑に乗ったというのが朝鮮の役の真相である。
(引用終わり)
朝鮮の役は、堺屋太一氏によると、戦国も終わり、各藩が人を過剰に雇いすぎているところから起きたと分析されていますが、キリスト教に騙されたことも原因としてありそうですね。 恥の上塗りの田母神論文で、アメリカに騙され戦争をしたとありますが、領土拡大の欲があるから騙されたのであり、秀吉と同じ構造ですね。領土拡大の欲があるからキリスト教に騙されたと。
NHKも戦国物やるのだったら、大名がどうやって火薬を手に入れたか? 信長の比叡山焼き討ちも、火薬欲しさにキリスト教の誘惑に負けたのだねぇ。 NHKも政権政党とOO教会がくっついていたから、歴史を歪めてきたのだろう。
だけど韓国人が信じているキリスト教が、秀吉の朝鮮の益の引き金とは。。。。。