ビッグマック指数 |
(引用)
ビッグマック指数(ビッグマックしすう、Big Mac index)は、各国の経済力を測るための指数。マクドナルドで販売されているビッグマック1個の価格を比較する。
イギリスの経済専門誌『エコノミスト』によって考案された。
ビッグマックはほぼ全世界で同一品質のものが販売され、原材料費や店舗の光熱費、店員の労働賃金など、さまざまな要因を元に単価が決定されるため、総合的な購買力の比較に使いやすかった。これが基準となった主な理由とされる。
具体的には、たとえば日本でビッグマックが250円、アメリカで2ドルのときは、250/2=125となり、1ドル=125円 がビッグマック指数となる。もしこの時点で、為替レートが1ドル110円だとすると、為替相場はビッグマック指数に比べて円高であり、この後、125円に向けて円安が進むだろう、などと推理する。
(引用終わり:ウィキペディア)
円高といわれていますが、ビッグマック指数も本当に円高なのか見る一つの指標です。 対ドルで見ますと、ビッグマックが表では290円ですが、現在の東京価格は320円。
ということは、ビッグマック指数をとるとドルに対して、大体、適正な為替レートでしょう。 ただ、米国では、マクドナルドは低所得者の食べるところだそうです。本当?
ポンドは半額になりましたが、今までが高すぎる。ユーロに関しては、1ドル=1ユーロがスタートなので、高く感じてしまうのではないでしょうか? 1ユーロが165円のとき、日本に来ているドイツ人に聞くと、大体1ユーロが120円ぐらいだろうと言っていました。
現在の為替レートは、特に円高でもなく、円安でもないといえるでしょう。
1割高は許容範囲、2割高以上になると、つまり75円を切るとやはり円高なんだろう。
地図は、恐らく少し前2007年のビッグマックが290円時代、 まだ、日銀の量的緩和と低金利政策が、バブルを守る最後の牙城になっていたとき、円安の時代、ビッグマック指数を見ると、日本は開発途上国ですね。
Global MacDonalds Big Mac Prices 2007