映画 『パリ・オペラ座のすべて』 と キエフ・バレエ |
マルク・シャガールです。
映画 『パリ・オペラ座のすべて』 は、長かった。 160分
練習風景が見れたり、コンビネーションのとり方などの練習をやっていたから、バレエをやっている人には、多分、良い映画と思う。heibay が不思議に思うのは、バレエの音楽の指揮者って有名どころが出てこないとこ。バレエについては、音楽が軽んじられているのかな。 年初にタンゴの映画 『タンゴ・イン・ブエノスアイレス』 も 見たけど、こちらは、音楽主体でバンドのアコーディオン奏者 ホセ・リベルテーラがいっぱいでて、もう少し踊りが欲しかった。 映画では、踊りと音楽のバランスが難しいでしょうか?
ところで、京都でボルケーゼ美術館を見た後、その足で、大津のびわこホールへ、キエフ・バレエの『白鳥の湖』です。びわこホールは音響が抜群なので、一番安い席、4Fの舞台が半分しか見えない席で鑑賞。オーケストラが聴けたらいいかという程度。キエフはウクライナの首都、ロシアから米国に就いたので、天然ガスを同盟国値段でなく、国際相場で買わざるを得なく、お金が払えないので、ガスを止められました。そんなんで、どさまわり 日本で外貨獲得。 オケは、それなりですが、意外と木管部分がしっかりしていて、さすがプロのオケ。 踊りはというと、やっぱり顔の小さな女性が踊るときれい。 heibay の持っているLDは、王子ジークフリートが ヌレエフで、最後、溺死してしまう結末ですが、今回は、ジークフリーが、悪魔ロットバルトの羽をもぎ取り、と無事オデットと結ばれます。
ただ、映画で見た、パリ・オペラ座のような官能的な表現がないので、そこは、パリ・オペラ座のバレエ団はさすがだなって感想です。