アフガニスタン |
日本を始め、米国の同盟国は、中国、ロシアを囲むように配置されている。しかし、中国とロシアが手を組んで上海協力機構が出来ています。 つまり米国幕府に対する倒幕同盟、薩長同盟みたいなものです。
今までは、大きな荷物は、海上輸送が当たり前でした。しかし中国ではアフリカなどに物資を運ぶのに、海上でなく、陸路のトラック部隊が、立派な高速道路を使ってシルクロードを運んでいるらしい。またロシアの原油や天然ガスもパイプラインを通ってやってきます。
アフガニスタン問題のひとつは、地図を見ていると、アフガニスタンを薩長同盟阻止の軍事上の楔(くさび)にしたいのだろうか?911の後は、カスピ海の原油をインド洋にアフガン・パキスタンを通して運ぶとためといわれていたが。米国のグルジャ進行もカスピ海の原油を狙って。インド洋に抜ける肝心のパキスタンは、上海協力機構。
アフガニスタンのもうひとつは、 満州でも、インドでも、ベトナムでもあったように 麻薬の金ほしさだろう。軍隊を維持しようとすると麻薬の金が必要です。カルザイ大統領の弟が麻薬と関係しているところからでも明らかであろう。
軍事上、、朝鮮半島の緩衝国として満州帝国が建国されたように 本国と敵国の間に緩衝国が必要ですが米軍のグルジャ進行は、ロシアを怒らせました。そして、ロシアが持っていた米国債を全部売却して、リーマンショックが発生したのです。
ところで、インド洋での給油ですが、
「また岡田氏は、アフガニスタン・パキスタン支援について「職業訓練など民生支援に積極的に取り組んでいきたい」と表明。海上自衛隊によるインド洋での給油活動の打ち切り問題は議論されなかった。
これに関連して、クリントン氏は会談前、記者団に給油打ち切り方針について「日米関係は非常に幅広く、深いもので、長年さまざまな試練に耐えてきた。一つの問題で定義づけられるようなものではない」と一定の理解を示した。」
(東京新聞 2009年9月23日 朝刊)
当然でしょう。インド洋の給油は、シェブロンから市場価格の3倍で買っているとのうわさでしたが、つまり共和党への献金ですから、米国民主党としては、やめていただきたいはずです。 今後、給油問題はマスコミであまり言われなくなると思います。