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ペルシャでは「アフラ=マズダー、ミトラ、女神アナーヒター」を至高三神団と定めた。三位一体(さんみいったい)とは、キリスト教において「父」と「子」と「聖霊(聖神)」が「一体(唯一の神)」であるとする教え これって、 三アフラ教が由来なんですね。 デューラーの絵「万聖図」(ウィーン美術史美術館)では、聖三位一体は、虹の玉座に就く父なる神と十字架のキリスト、その上部の精霊の鳩です。 ちなみに 後の西方ミトラでは、七惑星神では太陽ミトラ、木星アフラ・マズダー(ギリシャでのゼウス)、女神アナーヒター(ギリシアでエロス、ローマでキューピッド)が金星 ![]() 『ペルシャ神話大辞典より』 http://homepage2.nifty.com/Mithra/Mithraism_Encyclopedia_Persian_Myths.pdf p306 ザラシュストラの死後、三アフラ教 が 成立した(前6世紀キュロス王の時代)。三アフラ教は、ザラシュストラの宗教というよりも、アケメネス朝主導でつくられた諸派折衷的な国教(官製宗教)である。この国教は、アフラ=マズダー、ミトラ、女神アナーヒターを至高三神団と定めたので、ミトラ崇拝が復活した(前五世紀アケメネス朝中期)。 新たに編纂された経典『アヴェスター』の中には『ミトラ祭儀書』が収められた。『ミトラ祭儀書』はすべての祭儀書の中で最も長大で、『アフラ=マズダー祭儀書』よりも厚い。『ミトラ祭儀書』は、三アフラ教成立以前(前2000 年頃)から伝わるものだが、三アフラ教の祭司は、これに三アフラ教的な修正を加えた。その一つが、「アフラ=マズダーがミトラを創造し、アフラ=マズダー自身と同格の存在にした」という記述である。この記述により、ミトラは地上統治権を持ち、輪廻転生を司る神、すなわち、この世を統治する神になった(アフラ=マズダーは霊界だけを統治する)。 この段階のミトラは、アフラ=マズダーと同格の神にして、ヤザタ神族の長であり、地上統治権を持ち、輪廻転生を司る神ではあったが、アフラ=マズダーにつくられた神であった。しかし、これもすぐに修正され、ミトラはアフラ=マズダーの化身とみなされるようになり、ミトラは正義と真理の体現者になった。 ミトラとアフラ=マズダーの一体性を示すために、経典『アヴェスター』には、アフラミトラという表現が使われるようになった。 時の経過とともにミトラ崇拝はますます興隆し、ミトラ神だけを主神とする国家的公式祭儀ミトラカーナ大祭も執り行われるようになった。 一般庶民は、それぞれの守護神を拝んでいたが、知識人は個々の宗派の神話・教義を鵜呑みにせず、全宗派を包括する普遍的な思想(一種の神智学)を信じていたと思われる。 ズルワーン派の興隆も、おそらくこの傾向と関係している。 アフラ=マズダー、アナーヒターとともに、至高三神団を形成した。アルタクセルクセス二世 405-362 B. C. の頃からミトラだけを主祭神とする国家的な公式祭儀がおこなわれるようになった。さらに、秋には帝国最大の宗教行事であるミトラカーナ大祭(ミトラを主祭神とする大規模な祝祭)が執り行われるようになった⇒『ケウル-ミトラ聖典』の「聖なる歴史の書」。 寺院はミトラの家(ダルエ・メフル)Dar-e Mehr と呼ばれ、祭司はミトラ(=王)を頂点として組織され、あらゆる儀式の場はミトラの保護下にあった。 これらは、みなミトラ単一神教時代に起源を有す。 ![]() マギというのも今後出てきますのでここで整理 p211 マギ Magi, Magush マギは、古代イランの言葉マグシュmagush の複数形である。「マギ」は、祭祀の際に課される役 割を意味する言葉で、「供儀」「供物」を語源とするとされる 起源 マギは、イラン系民族の祭司階級のことで、インドのバラモン階級に相当する。 三アフラ教 アケメネス朝は、寺院や祭司団の組織をメディアのマギから学んだので、アケメネス朝時代に新しく建てられた寺院の祭司は、マグパティと呼ばれた。しかし、イラン東部だけは祭司のことをアエスラパティ(ヘールバド)と呼んでいた ![]() (ここから参考でキリストのお話) 中世スラブ語で記された経典『ペルシアの女神アフロディテ』には、次のように記されている。「マタイによる福音書」では不明瞭になっている星の意味が明確に語られている。 このとき、聖堂の高みにある垂れ幕の陰から大きな星(ティシュトリヤ)が現れ、大女神の像の上にとまった。大きな星は、ひときわ明るく輝きながら、両名に語りかけた。「偉大な太陽神ミトラは、汝らのもとにわたしを遣わした。私の役目は、大女神の出産が無事行われるように見守ることだ。大女神は、ベツレヘムに一人の娘として住んでおられる。彼女が生む子は、キリストとなり、ユダヤの人々を迷信から解き放ち、ユダヤ人のための王国をかの地に再建するだろう。」・・・ ・・・中略・・・ ・・・マギ長から報告を受けると、ペルシア皇帝はさっそく、三人のマギを選び、贈り物を持たせて使者として送り出した。三人の名は、エリーメレフ、エレスル、そしてエリアである。皇帝は、エリーメレフには黄金を、エレスルには小枝を、エリアフには香油を預けた。三人が王宮を出ると、星(ティシュトリヤ)も外に飛び出し、三名をエルサレムへと導いていった。 ![]() 「三人の哲学者」 ジョルジュ・ダ・カステルフランコ 通称ジョルジョーネ ウィーン美術史美術館 この絵から、風景が人物と同等の価値を持つにいたった。 この絵は、 ・東方三王説 ・人生三つの段階を現す説 若者、中年、老人 ・三つの哲学(数学)を現す説 などがある。 ヨーロッパの美術館の特徴ですが、模写をするのに、画材一式を持って入れるのには驚きます。
聖書のお話しから 「お前が裸であることを誰が告げたのか。取って食べるなと命じた木から食べたのか。」 (「創世記」第3章11節) アダム:「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」 (「創世記」第3章12節) エバ:「蛇がだましたので、食べてしまいました。」 (「創世記」第3章13節) ・絵の左では、美味しく禁断の果実を食べています。 ・真ん中では神の声が聞こえ恥ずかしそうに茂みへ逃げていきます。 ・茂みの中では、天から神の手が伸びてきているのを眺めています。 ![]() ミトラ教で、ミトラのお供は、白馬(シリウス)、七騎士(七曜星)、黄金の蛇(ヴリトラ)で、この黄金の蛇は、飛ぶようになって龍になります。また、ギリシア神話でも、「ヘルメスの杖」、杖に鷲の翼が生え、蛇が巻きついています。ヘルメス文章でも蛇は「智」の象徴。昨年訪れた、バーゼルの薬品博物館でも、マークは「蛇」でした。 それが、旧約聖書では、アダムとイブに禁断の果実をそそのかして、食べさせ、アダムには労働が、エバには産褥(さんじょく)の苦しみが科せられました。蛇には言い訳も許されませんでした。すぐさま神に呪われ、地を這い回る存在となりました。 下のウィーン美術史美術館の絵では、尻尾つきで立っているのが蛇人間が、神の逆鱗に触れ、地を這う蛇にさせられます。 蛇を悪に仕立てているのは、ザラトストラの新興宗教なんですね。 旧約聖書にもゾロアスター教の影響がうかがえます。 ![]() これは、前回にも載せましたが、84-549 BC である。サハック王の時代に、メディア人の国教ミトラ教は、ゾロアスター教に多大な影響を与えた。マギの位階制度はその一例である。サハック王は、半分ペルシア人の血をひく孫のキュロス王に譲った。キュロス王は、アケメネス朝ペルシアの始祖である。 サハック王は、ミトラ教の布教に努めた聖王であり、アジ・ダハーカAzhi-Dahâka、竜王という名誉ある称号を持っていた。アケメネス朝のゾロアスター教徒は、これに邪悪意味をこじつけ、邪悪な蛇王という意味にねじまげた。 この結果、ゾロアスター教の経典および後のイランの民族神話や民族文学には、邪悪な蛇王という伝承が埋め込まれることになった。 『ペルシャ神話大辞典より』 http://homepage2.nifty.com/Mithra/Mithraism_Encyclopedia_Persian_Myths.pdf p305 4.ザラシュストラの新宗教 New religion of Zoroaster ザラシュストラは、祭司たちの知恵(マズダ)を神格化して、マズダという神を建てた。その上で、この神を主(アフラ)と呼んだ。これがアフラ=マズダーである*。ザラシュストラは、自分の建てた神アフラ=マズダーを中心に独自の考え方で神々を整理した。ザラシュストラは、神々を大きく善神群と悪神群に二分した。 その上で、善神の頂点にアフラ=マズダーを置き、悪神の頂点にアンラ・マンユを置いた。 そして、自己の信仰体系の中心にアフラ=マズダーと原アムシャスプンタを真似てつくった独自のアムシャスプンタを据えた。 ザラシュストラ自身の言葉を記した『ガーサー』の中には、三柱のアフラ(アフラ=マズダー、ミトラ、アパム・ナパート)に祈りを捧げている部分があるので、ザラシュストラがミトラとヴァルナ(アパム・ナパート)という二柱のアフラ神にも敬意を払っていたことは明らかである。 その一方で、ミトラ単一神教の大女神ディヴを悪神にしたり、ミトラに言及することを避けたりしていることもまた事実である。この背景にどのような事情があったのかを垣間見せてくれる伝説がある。 それは、ザラシュストラがミトラの秘儀の初歩の段階で追放された(失格した)というものである。この伝承は、なぜ追放された(失格した)かの理由については何も伝えていない。 p46 アフラ=マズダー Ahura Mazda, Ohrmizd, Hormazd アフラ=マズダーという名前は、「主」を意味する言葉アフラと「智慧」を意味する言葉マズダーという二つの言葉の合成語である。ミトラやアナーヒターのように太古から存在する神の名前は一語なので、アフラ=マズダーは、後になってから創作された神であるとする有力な根拠になっている。 ![]()
クリスマスが、12月25日 これって、ミトラ教から来ているのです。 冬至から日照時間が長くなるので、太陽神ミトラが生れた日を12月21日にしました。 ローマ市民はミトラ教で冬至を祝う習慣がありました。 この習慣がキリスト教に受け継がれ、イエスの誕生日にしてしまいました。本当は不明なのにね。 ![]() (引用) 『ペルシャ神話大辞典より』 http://homepage2.nifty.com/Mithra/Mithraism_Encyclopedia_Persian_Myths.pdf p219 ミトラ 古代において、ミトラという名前は、友愛、社会契約、約束を意味していた。これが長い間に変化して、中世以降は、友愛、婚約、太陽、絶対に破ってはならない約束を意味するようになった。イランのイスラーム化以降、この傾向はさらに強まり、現代のペルシア語・クルド語における第一の意味は友愛、第二の意味は太陽と婚約である。イラン系のスーフィズムでも、ミトラは何よりもまず、友愛を第一の意味にしている。 最古の名前 最古の記録は、ミタンニ条約の碑文(前十四世紀)である ⇒ ここには、インドと同じく、ミトラ Mitra と記されている。インド=イランの双方に共通する最古の呼称であり、以下のバリエーションすべての起源である。 インド系民族とイラン系民族がまだ中央アジアにていっしょに暮らしていた時代からの神である。 当初は友愛と万物養育の神であり、そこから約束・社会契約の神という性格が発達した。当初戦士的な性格はなかったが、アッシリア帝国と戦う中で戦士的な性格を持つようになった。 ミトラの二大祝祭は、ミトラの誕生を祝うヤルダ(冬至祭、12月21日)とミトラの勝利を祝うミトラカーナ大祭(ミトラ月のミトラ日である16日前後約一週間)である。どちらも、ミトラ単一神教時代に始まりイラン系のあらゆる宗教の祝祭である。 大女神ディヴの長子(第一の顔)で、原アムシャ・スプンタの筆頭に位置している神。友愛の神として万物の養育を司り、社会契約を見張るとともに、王権の守護者として主神の座にあった。 ![]() 当初ミトラは戦士的な性格を持っていなかった。メディア人とその同盟アジア系部族がデイオケスDeioces/Diyâoku, 727-606 BC のもとで、バビロニアと連合してアッシリアと戦うようになると、ミトラは戦士としての性格を強めた。ミトラの秘儀も、この中で発達し、その中でミトラはラシュヌやスラオシャとの結びつきを強めた。 寺院はミトラの家(ダルエ・メフル)Dar-e Mehr と呼ばれ、祭司はミトラ(=王)を頂点として組織され、あらゆる儀式の場はミトラの保護下にあった。 ミトラと強く結びついている神には、アーリマン(アリヤマン)、女神アルシュタート、女神ラーム、スラオシャ、ラシュヌ、女神チシュター、ウルスラグナ、スワーシャ、ザミャート、マナフ(ウォフ・マナフ)、フヴァルナ、アパム・ナパートがいる ![]() メディア帝国727? BC-550 BC キュアクサレス大王Cyaxares/Huvvakhshathrita, 624-585 BC である。大王は、アッシリア軍を殲滅し、ついにアッシリア帝国の首都ニネヴェを陥落させた(前612年)。メディア軍勝利の最大の要因は、政治的な活動家(マギ)と聖戦士(ゲリラ戦士)peshmerga の両方をつかった巧みな戦術である。大王は、メディア帝国の版図を最大限に広げた。その結果、メディア帝国は小アジア半島からアフガニスタンまでを領土とする大帝国になった。 大王の後を継いだのは、サハック王Sahak/Zohak, 584-549 BC である。サハック王の時代に、メディア人の国教ミトラ教は、ゾロアスター教に多大な影響を与えた。マギの位階制度はその一例である。サハック王は、半分ペルシア人の血をひく孫のキュロス王に譲った。キュロス王は、アケメネス朝ペルシアの始祖である。 サハック王は、ミトラ教の布教に努めた聖王であり、アジ・ダハーカ Azhi-Dahâka、竜王という名誉ある称号を持っていた。 アケメネス朝のゾロアスター教徒は、これに邪悪意味をこじつけ、邪悪な蛇王という意味にねじまげた。 この結果、ゾロアスター教の経典および後のイランの民族神話や民族文学には、邪悪な蛇王という伝承が埋め込まれることになった。 スィームルグ文化/ミトラ単一神教 Simorgh culture/Mitanni-Median Mithraism インド系民族とイラン系民族が中央アジアでまだいっしょに暮らしていた時代(インド=イラン祖語時代)からミタンニ・メディア時代の終わりまでの宗教。この時代は大女神の時代だが、主神はミトラだったので、スィームルグ文化期は、ミトラ単一神教の時代でもある。 アフラ という言葉 p45 アフラは、インドのアスラと同じ言葉で、ヨーロッパ系言語の「オーラ」に相当する。「主」を意味する言葉 この時代にはまだ、アフラ=マズダーという神は成立していないので、 ミトラとアパム・ナパートだけがアフラと呼ばれていたと考えられる。 ただし、アパム・ナパート(原初の水を司る神)という名前では登場しない。 ヴァルナ(インドの水の神)という名前で登場し、大女神ディヴと結びついていた。 いつの頃からかはっきりしないが、ミトラ、アパム・ナパート、アフラ=マズダーの三柱だけに使う尊称になった。
ヘルメス文章を書くと宗教の始まりと言われるミトラ教に関心が向きました。 ![]() (参考: 「モナ丼」 ) ・ミトラ教は、アーリアン* の古代宗教が メソポタミア~小アジアに入り、 そこの神官集団のあいだで 発展したものである。 原始ミトラ教と呼ばれている。 ・原始ミトラ教 から マズダー派 が 分かれた。 ミトラ派 と マズダー派 が 対立している頃、ザラシュストラ(ツァラストラ、ゾロアスター)が生まれる。 ・ミトラ派は、アケネメス朝の末期からバビロンの占星術と結びつく。 ミトラの秘儀 と バビロンの占星術 が 融合し 秘教占星術(ズルワーン神学)が 生まれた。 *アーリアン : 現在、「アーリア人」はインドに移住してきたインド・アーリア人、イランに移住してきたイラン・アーリア人およびそれらの祖先のみを指す場合が多い。 まずは、古代バビロニア占星術から。 地図 "WORLD NAVIGATOR" から http://atlas.7jigen.net/jp/historical/persia ![]() (引用) 『ミトラ神話 ミトラ単一教の神話』 より http://homepage2.nifty.com/Mithra/HP_Mithraism_Myth_Henotheistic.html 占星術に関する最古の記録は、古バビロニア王国(前1894~前1160 年)のアムミサドゥパ王治下の粘土版(前1700 年頃)である。 占星術は、前1800 年から前800 年頃にかけて、天文学・数学とともに急速に発達した。前1530 年から前1150 年にかけて、カッシート人がバビロニア南部に定着し、そのまま同化した。 この頃、ミトラとシャマシュはバビロニア・アッシリア・ミタンニで広く習合し、ミトラの太陽神としての性格が目立つようになった。 暦にも大きな変化が生じ、七曜(日曜・月曜・火曜・水曜・木曜・金曜・土曜)が確立し、新月から七日ごとに区切るようになった。 前11 世紀頃には、占星術書『エヌマ・アヌ・エンリル』がまとめられた。この時期、すでに天地照応の基本的な考え方は固まっており、天文現象をもとにした吉凶占いが行われた。 占星術は、赤道帯を中心にした星座をった。 黄道十二星座はまだ誕生していなかった。 (引用終わり) (引用) 『ペルシャ神話大辞典より』 http://homepage2.nifty.com/Mithra/Mithraism_Encyclopedia_Persian_Myths.pdf 十二星座の起源はバビロニアである。占星術に関する最古の記録は、アムミサドゥパ王治下の粘土版(前1700年頃)である。 占星術は、前1800年から前800年頃、すなわち古バビロニア王国時代1894-1160 B. C.から新バビロニア(カルデア帝国)625-538 B. C.――にかけて、天文学・数学とともに急速に発達した。前11世紀頃には、占星術書『エヌマ・アヌ・エンリル』がまとめられた。 この時期、すでに天地照応の基本的な考え方は固まっており、天文現象をもとにした吉凶占いが行われた。占星術は、赤道帯を中心にした星座を使った。黄道十二星座はまだ誕生していなかった。この時期には暦にも大きな変化が生じた。七曜(日曜・月曜・火曜・水曜・木曜・金曜・土曜)が確立し、新月から七日ごとに区切るようになったからである。紀元前700年頃のサルダナパロスの時代から占星術が整理され、同時に天体観測も盛んになり、天文学を発展させた。この時代に、十二星座が成立し、これまでの赤道中心の体系から黄道中心の体系に変わった。この時代の占星術は、政経占星術であり、個人の運命を占うことはなかった。 (引用おわり) ![]() ![]()
映画のアレクサンドリアを調べていると「ヘルメス文章」にぶち当たった。 「ヘルメス文書」って知りませんでした。 「アニのパピルス」と呼ばれる死者の書の125章審判図 ![]() トト神とギリシャ神話のヘルメス神が結びついてヘルメス・トトになった。 (参考) 『新 岩波講座 哲学 8 技術 魔術 科学』 p79 ヘルメス思想の源流 -『アスクレピオス』の自然哲学とその周辺 柴田有 古代ヘルメス文書の設立(紀元前3世紀~後3世紀)) 最初期のヘルメス文書として伝存するのは、エジプト、メンデスのボロスによる錬金術書『自然学と神秘学』(前200年頃)である。そして匿名の著者たちは 導師ヘルメス神が弟子に教えを伝授する形式を著作群を総称して「古代ヘルメス文書」と呼んでいる。 1、学問神ヘルメス ヘルメス神話は本来ギリシャ神話で活躍する神であるがヘルメス文書ではエジプト化されたヘルメスを指している。 ヘルメス文書中のヘルメスはエジプト化された、ヘルメース・トトのことなのである。 これはギリシア神ヘルメス神とエジプト神トトが結合した合成神である そして文章には自由な論争の雰囲気が漂っている。異説を立てるさいには、「敢えて言うが」「大胆に言えば」の定式表現をとることが普通である。 このように、通説に異議をとなえる形式が定着していった。 例として「人間は神的な生き物であって、他の地上の生き物などに比べるべきでなく、上なる方、天に住み、神々と呼ばれる者にこそ比べられるべきだからである。あるいは、敢えて真理を語らざるを得ないとすれば、真の意味で人間は神々よりも上ですらある・・・・・・」CHⅩ24 そして次々新しい文章が追加されていった。 ヘルメスは言葉によって伝達する者であると言える。言葉の神は伝達する神でなくなんであろうか。彼はエジプト古来の知恵を言葉によって伝達する。 エジプトの知恵と言えば人類最古の真理としてヘレニズム知識人の憧憬を集めていた。 2、古代ヘルメス文章目録 A (1)『ヘルメス選集』後2~3世紀 (CH) (2)『アスクレピオス』後2世紀 (AsL) (3)『ストベウスのヘルメス文章断片』 (SH) 「世界の乙女」 は有名 XXIII (4)その他断片(FH) (5)ナグ・ハマディー文章の一部 B 占星術の作品 C 錬金術の作品 D 魔術の作品 著作はリストの殆どはギリシア語であって、ヘレニズム教育を受けた知識人あり、エジプトの知恵を崇拝する限りで伝統を担う人々が著者。キリスト教の影響は殆ど認められない。 2世紀のアレクサンドリアにおいて、重要なヘルメス文章は42冊あった。その36冊はエジプト哲学を主題とし、祭司たちがこれを学ぶ。また残り6冊は医学を対象とし、神官たちがこれを学ぶ。 『アスクレピオス』 ・人間は身体と霊魂からなる ・神は太陽のように生産力に溢れた者である。 ・世界は四元素の火・水・風・土からできている。 ・死後の冥界において魂ははかりにかけられる。 ・特に重視すべきなのは「万物は一である」との命題。 1、万物は一 ある全体が「一」であるときは、その全体が一つの生命として統一されていることを示す。 2、人間の偉大 人間には叡智が与えられている。万人にひとしく与えられているのではないにせよ叡智は神々と人間だけのものである。 3、神の意志と創造 無数で万様である諸物が真実においてはひとつであるとの主張が展開されてきた。「物質は一、生命は一、神は一」低次の統一から神による究極の「一」へ向かう。 4、自然 「人間の自然」「金属の自然」とは言わず「人間の本性」「金属の性質」と訳す。ラテン語ではこの2種類の内容が、同じ”ナトゥラ”で表明された。 ナトゥラは、「一」である。 男女のナトゥラ(性)とナトゥラ(性)とは結合される。 人間の可死性(ナトゥラ)と霊魂の不死性(ナトゥラ)の二重性がひとつになってできている 結び ヘルメスの教えは、世界の始源に神の「意志」においている。意志は必然に先行し「必然は神の欲するところに従う」神の意志は歴史への介入ー神による世界の回復ーを説明する際も決め手となる。 人間が地上における神の代行者であるなら、自然はなにがしか人間の意志に服するはずであり、ここにおいて人間は真に偉大な者となるからである。 ![]() 「ギリシア語ヘルメス文書」集成 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/urchristentum/ch_index.html ストバイオスのヘルメス文書断片(SH) 「世界の乙女」 SH XXIII をクリック イシス教The Mysteries of Isis
この映画のブログを大幅に改正したので、2011/3/7を再掲載。 エジプト、スファラディ系ユダヤ人のルーツ、図書館、キリスト教やユダヤ教への強制改宗、ロスチャイルド、 イルミナティー(学術重視=反キリスト=百科事典)など、ロス茶、スファラディ系ユダヤ人とは何かと分かりそうな映画でした。 DVDも出ています。 映画 『アレクサンドリア』 公式サイト ← 音が出ます。エジプト、アレクサンドリア ここに世界最大の図書館があった。 そして 4世紀 世界中から学問を求める人たちが集まっていた。 そこで、伝説の実在した女性天文学者ヒュパテリア。 ![]() ローマ帝国が崩壊寸前の4世紀末、エジプト・アレクサンドリア。人々は古代の神をあがめていたが、ユダヤ教とキリスト教が勢力を広げつつあった。 アレクサンドリアの図書館は キリスト教徒に破壊され、書物を燃やす。この事件以来、アレクサンドリアではキリスト教とユダヤ教のみが認められることになり、多くの異教徒がキリスト教に改宗する。 ヒュパテリアの弟子は、キリスト教徒に改宗し、地位を得ていたが。 アレキサンドリアを支配しようとしていた司祭の思うようにならない。そこで、司祭はヒュパテリアを魔女狩りにしてしまう話し。 「プラトンは、殆んどの因人(無教育の人々)が昼の世界の光を見るのでなく 光に当てられた影を見ていると言っています。 つまり教育の目的は、影を見るのでなく、光を見るように変えるとなんです。 「真実の昼」 に向きかえるのが、哲学で、そのために必要な学問が算術、幾何学、天文学と言っています。 ボエティウス(480ー524)から音楽も入る」 (橋の下の大フィル予算カットは西洋文明の否定) ローマ帝国が滅亡しようとしている時、エジプトのアレクサンドリアだけが反映している。 あれ~~? 話は ずれますが、今から25年前、東南アジアでシンガポールだけは別格だった。 シンガポール=華僑のイスラエル つまりアレクサンドリアは、スファラディー系ユダヤ人の聖地と考えれば、納得、金が集まる。 セファラディー系ユダヤ人 元々パレスチナに住んでいた人々。 映画では、キリスト教徒は、エジプト学派の人のみならず、ユダヤ教徒にも弾圧を加えますが。 (引用) 多数派の唱える「“父”は唯一絶対の神であり、キリストはその神の“子”であって、この両者を結びつけるのが“聖霊”である」(三位一体の教義) しかるに、三世紀に起こったのが、“グノーシス派”の追放である。 「グノーシス主義」とは 世界は不可視の“神”と可視の“物質”、光と闇の対立構造から成り、そこでは可視の物質や肉体は軽視すべきものであって、ゆえにイエス・キリストの肉体そのものも重視すべき対象ではない。 何となれば、キリストの肉体は神的救済者が地上に現われるために便宜的に用いたものにすぎず、それは仮りの姿でしかないからだ--という考え方である。 グノーシス派はことごとく表舞台から姿を消す。地下に潜ったのである。 例のコンスタンティヌス大帝が大きく関与する「ニケア(=ニカイア)公会議」(0325年)というのがその舞台だ。「三位一体」の教義がほぼ確立されたこの会議で糾弾の対象となったのは、キリストを、“父”である神に次ぐ神的な存在であると認めるのはやぶさかではないとしながらも、真の意味での“神”ではない、キリストは神によって造られた存在だ、としたアレキサンドリア(エジプト)の司祭アリウスである。 (引用終わり: 『「キリストの聖遺物」の謎 どこに消え、誰が秘匿しているのか?』 ) (引用) 新プラトン主義 3世紀にプロティノス(アレクサンドリアのアンモニオス・サッカスの下で11年間学んだ。)によって実質的に創始され,6世紀まで存続した哲学思潮。 〈世界の四重構造〉 世界は可視的物質界と三つの不可視なる原理的な力よりなる。それは〈魂psyche〉つまり生命力と,〈叡智 nous〉つまり宇宙秩序の認識機能と,〈一者 to hen〉つまりあらゆる対立を統合する絶対者である。一者は〈第一なるもの〉または〈善〉と呼ばれ,それ自体はまったく単純なものでありながら,その中にありとあらゆる多様性を潜在的に含んでいる。これは完全な充実であり,あらゆる認識,生命,本質,存在を超越する。 (引用終わり 平凡社・世界大百科事典) グノーシス主義と新プラトン主義って似ているような気がしますね。 グノーシスはエジプトで花開いたそうです。 グノーシスの聖地ともいえるのが、エジプトのアレクサンドリアとのことです。 キリスト教では、全能である神の世界支配が前提になるため、我々が生きているこの世界にある諸々の悪の存在を、うまく説明できません。 これに対して、グノーシスは、世界の堕落と腐敗という事実から出発します。 アレクサンドリアでキリスト教徒の暴動が起きたとき 真実を探求しようとする図書館は、キリスト教にとって迷惑。 映画では、ローマ帝国皇帝は、図書館の明け渡しと、キリスト教 or ユダヤ教 への改宗を求めた。 グノーシスは古代ギリシア語で認識・知識を意味する言葉で、 グノーシス主義者は 自分たちを 「知識ある者=グノースティコイ (gnoostikoi)」と自称していました。 これが、エジプト学派がセム系ユダヤ人の基本的な宗教感と思います。 その後、生きていくため 改宗させられ、偽クリスチャン、偽ムスリム、偽ユダヤをやらされたと思いますが。 (だから、アルカイダがスファラディー系ユダヤ人の可能性もある) 映画のように、美人哲学者ヒュパテリアに講義を受けていたセファラディ系ユダヤ人が、偽キリスト教徒や偽ユダヤ教徒になり、秘密結社となるのは当然だと思う。 また、金融で、まず必要なのは、文字が書けること、証文がいるからね。 ここね、エジプト学派=図書館 ローマ皇帝に無理やり改宗 だからスファラディ系ユダヤ人がキリスト教やイスラム教だったりするわけ。 なので ガリレオ・ガリレイを生み出したり、科学万能主義=イルミナティー=百科事典 って感じになるでしょう。 そして、エジプト学派がロス茶の原点だったりするかも分かりませんし、ユダヤ人がノーベル賞をもらいまくるのも、なるほどと感心できますし。 インディージョーンズの 『最後の聖杯』で ヴェニスの図書館からアレクサンドリアに行ったから、意外と偽ユダヤ教徒がヴェニスに集まっていたりしてね。 11世紀 ロンバルディアの人々が、十字軍を境に国際金融を始めるようになります。 (関連) ユダヤ人について 【2010-2-24】
クリックすると大きいのが出ます。 ![]() 平成23年分(輸出確報;輸入速報) http://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/trade-st/2011/201128d.xml 財務省貿易統計 http://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/happyou.htm 平成23年の貿易統計 輸出 65兆5551億円 輸入 68兆0511億円 貿易赤字 ▲2兆4960億円 2008年9月のリーマン・ショックで、2009年は貿易全体が落ちた。 円高、地震で、しかも欧州の不況にも係わらず 65兆円を輸出したことは注目。 つまり 円高、地震でわずか、輸出は わずかマイナス2.7%の減なの。 テレビはもっと大げさに言っているだろう。 円高で輸出産業は全滅。日本経済がダメになるとは、 1985年のプラザ合意からのマスコミの喧伝。 問題は、テレビ等の家電・半導体製造は新興国に移ったことだろう。 だから新しい価値の製品が必要。 フランスはワインと鞄にブランド価値をつけて輸出している。 だから大阪には、カジノより大阪全体の価値を上げる文化が必要なの。 輸入の 3 鉱物性燃料 17兆3980億円で前年から4兆3860億円の増加 原油は、使用量が減り、購入額が伸びている (¥9兆4058億→¥11兆4141億) 天然ガスも、購入量に対し、購入価格の伸び (¥3兆4718億→¥4兆7730億) つまり貿易赤字になったのは、原油高が大きな原因だろう。 ![]() 国際情勢では、エジプト。エジプトは聖書の「出エジプト」 有色人種が人類の起源って場所 つまりロス茶の聖地。 そしてスエズ運河。 ココの大統領が米国の犬だった。 なので民主化? リビアのカダフィーは、アフリカの盟主を宣言。ニジェールのウラン鉱山に手を出しかけたらしい。ウラン=原子力 ロス茶利権。 海洋では、ミャンマー(旧ビルマ)が中国寄りだったのが、米国に寝返る事態が起きた。「それなので、ミャンマー:円借款 政府、25年ぶり再開へ」(毎日新聞 2012/2/23)。 パキスタンの中国からの寝返りを米国は画策中と聞いたが、その前に 中国寄りのフィリピンの米海兵隊基地とか言っている、これも寝返り? ベトナムは歴史的に中国嫌い。 つまり海洋 海のシルクロードを押さえる手に米国は出てきている。 ドルが潰れても次の機軸通貨でも覇権維持か? CO2の削減が機軸通貨の裏づけってユーロが 311福島第一で ロス茶=原子力利権 ってのが崩壊したから。 ソマリア海賊ね、あれスエズ運河=ロス茶利権を潰すためにD.ロックがやっていると見ているが。 それと、バルチック指数(船荷を運ぶ値段)の崩壊防止。 喜望峰を廻らないといけないもんね。 シリア? 原子力開発で格安の北朝鮮製と提携。 このあたりがシリアの民主化の正体? 金正男がゴールドカード(Visa)で宿泊費を支払おうとしたが、口座残高がなかった。 ここまでくると、映画 『エネミーオブアメリカ』の世界。 ロシアの民主化デモ。 プーチンってロシアの石油、先端技術産業の民営化に反対して、悪人のイメージをマスコミが喧伝。つまり中曽根や竹中平蔵と反対のことをやったわけ。 ロシアの民主化でもって、シリアやイランに手を出すなと米国がやっていたら、ごく自然。 バブルは、起きては、潰れで世界にお金がめぐっている。 最近は、アフリカで天然ガスが出てきたって話も耳にする。 次のバブルの地なのだろうか? 日本のバブル崩壊 → 中国の台頭 →中国のバブル崩壊 → ブラジルの台頭(今ココ)→アフリカ 日本のバブル崩壊 → 米国のサブプライムバブル → リーマンショック(今ココ)→ ドルの崩壊? バブルは、国際金融資本が起こしては潰して、お金を回す仕組み。中国のバブル崩壊で、中国がどれだけダメかを書いている本があるが、中国だけを見ていてもダメね。 金融資本がお金を中国から引き上げたのだから、根本的な原因を書かないとね。 中国だけの力で高度成長が起こるはずもないし。 ただ、日本の場合、田中角栄が居て、国会のい決議なしで使える金が「特別会計」にODA(政府開発援助)を作った。」 これが、長い経済発展を可能にした。 今は官僚が「特別会計」の悪用。 カリフォルニア州知事のシュワちゃんが新幹線買ってあげるとやってきて、「特別会計」から1兆4千億円貸した(騙された)と副島さんが書いていたっけ。 騙されたのは口先番町。海外からも狙われている。 また、ODAについては、国内が不景気の時、海外投資で日本の雇用を守る仕組み。 無駄な橋を作ったとテレビで喧伝。財政削減=不景気 をやっている。 そういえば、大阪でも、知事になるまで北新地で飲み歩いていたのがTOPに立ち府の財政削減。 府の借金はドンドン膨らんでいる。 ところで日本。元旦に書いたように、中国から引き上げた金が、入ってくるので株は上がると思うのだが、。 ただ、世界恐慌のときは、株の暴落→ロス茶の投売り→それをロックフェラーが買ってアメリカの経済的独立。 日本は、バブル崩壊→日本人の投売り(マスコミは系列はダメと喧伝)→外国人株主(経済的占領)→ 派遣社員 マスコミって マリー・アントワネット「あら、パンがないのならお菓子を食べればいいじゃないの」と歴史では習うが、世界最高の教育を受けたマリーアントワネットが言うとは考えられない。 つまりロス茶が革命を正当化するのに、悪玉を作るための喧伝。 マスコミを信じれば騙される覚悟が必要だね。 ヘーゲルの弁証法。「矛盾したAは、実は対立するBへ誘導する行為である。」 明治14年に松方正義が大蔵卿に就任し、明治18年まで増税と歳出削減の緊縮財政を実施して深刻なデフレを招いた。この過酷な松方デフレ政策ののため、日本全土が大不況に襲われ、この数年間に米価が低落を続けたため、貧しい農民の収入が激減した。 ・小泉って俵百俵とか言って財政削減をして失敗。 ・代表選で菅が増税で景気浮揚 ・維新の会 府の財政削減。 結果は大阪府は、借金の総額でいえば6兆3,000億、2,500億円も増となって、過去最大規模の伸び方だとか マスコミの喧伝は、これに乗るのはアホー。 小泉(郵政)→ 反小沢=(松下生計塾の台頭)→ 維新の会 ![]() バルチック指数は、荷動きなので景気判断が出来ますが、バルチック指数最低で、株が上がる不思議。
映画 『ブリューゲルの動く絵』 公式サイト ブリューゲル 「十字架を担うキリスト」(ウィーン美術史美術館)の中の入っていく映画です。16世紀のフランドルの生活も再現してます。ブリューゲル、ウィーン美術史美術館が好きな人は必見。 映画では、衣装は当時を現すため、草木染に手縫い。 日常の生活を描いています。子牛売りの夫婦の奥さんがパンを買った時、パンをおなかに入れますが、当時は太ることが難しいから、デブ=美 なのでしょうか? クリックすると大きくなる。 ![]() ブリューゲル(1569年没)ですが時代背景を まずは、ルターの宗教改革(1517年)がありました。 概要を ① 年貢の10分の1は、神聖ローマ帝国に宗教税として払わなければならない(多分、他に上納金もあった筈)このお金を諸侯は欲しい。 ② ルーターの宗教改革は「新約聖書」から つまり「出エジプト」の否定であり、文明は有色人種が作ったことを否定する白人至上主義。 ③ 民衆には、稼いだものは自分のもの、教会の物ではない。という考えかたが芽生えてきた。(ルターの後、第2段階のカルヴァン派) それなので絵では、キリストは無視されています。 他民族大帝国を治めているハプスブルク家にとって、お金と白人至上主義は、許せないはず。なので宗教戦争が勃発します。 ブリューゲルが絵を描いていたときのフランドルは、神よりも働いたぶんは自分のものという思想が生れ始めていました。 クリックすると大きくなる。 ![]() では絵の説明。 Oの馬にまたがる兵士は、神聖ローマ帝国スペイン・ハプスブルク家の傭兵。 O右の街と森は”生”をあらわす。 O左のゴルゴダの丘は”死”を現す。最左側に死を現す木。馬の骨は死の意味。 車輪は鳥刑(鳥に食べさせる死刑)の時に 人をくくりつける ①他の絵なら、神の位置にある風車。 風車は小麦挽きに使われていました。つまり神よりもパン。 ②絵の中心はキリスト、小さく描き、群集に埋もれ無視されている。 ③マリアさま、ブリューゲルの奥さんがモデル。 キリストを処女懐胎したとされているマリアの扱い方についても、カトリックでは「聖母マリア」とマリア自身も賛美の対象、新教は、イエスはヨセフとマリアの自然の子である。聖母マリアを否定。 ④ブリューゲル と絵の 注文主 ヨンゲリンク ⑤たまたま行き合わせた シモン 十字架を背負うように命じられる。 群集はシモンに注目している。 共観福音書(マタイ27:32、マルコ15:21、ルカ23:26)すべてにその名が現れるシモンはキレネ(現代のアフリカ北部)の出身でエルサレムに巡礼に来ていたと思われる。そこで十字架を担って歩くイエスの姿を見る。イエスが力尽きたため、たまたまそこにいたシモンが兵士によって無理に十字架を担がされた。 ⑥パンを売る行商人 ⑦子牛うりの若夫婦。映画では、旦那さんが鳥刑にされる。牛=異端のユダヤ教か? ⑧処刑場の周りにハエのように群がる人。 ⑨自殺するユダ。銀貨30枚でキリストを売り、後悔で自殺する。映画では銀貨を捨てる場面などが出てくる。 (関連) 映画 『アラトリステ』と宗教改革 【 2009-02-20 】 ![]() 大阪フィルハーモニー交響楽団 第455回定期演奏会 (平成24年2月17日) 指揮 大植英次 ベートーベン 交響曲6番「田園」 ストラビンスキー 「春の祭典」 とうとう、橋の下の 大フィルへの予算カットで、指揮者の大植氏と、コンマスの長尾氏が退団することになり、最終の定期公演の日が来ました。 退団は、お金をもらって演奏するプロですから、仕方がないこと。 大フィルだって関西圏府内市内のGDPにどれだけ寄与してるかちゃんと計算したらいい 大阪のイメージを上げるのに1億円はたぶん安いよ。 維新の政策。削減、削減、削減、カジノ、競争。 維新の会の問題点は、 明日の大阪をどうするか、言わないね。 抽象的に世界一にするとは言っているが 一流都市には「劇場」はあたり前、ここでいう「劇場」とは、企画公演ができる施設、他から呼んで公演するのは貸しホール。それなのに文化予算削減。 小沢氏も、「問題はこの国をどうするかだ。新党であれ何であれ、この国をどうするかというものがないといけない」と言っているし。 チケットは売り出し日に購入。 いつもの舞台裏の指揮者と向かい合わせの席です。 『田園』 は、意外と聴かせるのは難しい曲です。CDを聴いていると眠くなるような感じなのだが、今日の大フィルは違っていました。 きっちり決まっている。だれない。管楽器も利いている。大フィルの管楽器こんなにうまかったけ?? 鳥のさえずり、嵐もうまい。 途中、ハプニングが。ハシゲの祟り(たたり)なのか、コンマスのバイオリンの弦が切れる。すると隣のバイオリンと交換。隣が応急修理、無理みたい。 一つ後ろの席のバイオリンと交換。そこでも応急修理。そこでも無理みたい。最後尾にバイオリンを、いつの間にか修理完了。 ハプニングがあったにも係わらず、締まった演奏。 フライング・ブラボーもなく今日はいい聴衆だと思いました。 『春の祭典』は、大編成、音は上っていくので舞台裏の席は音のシャワー。もうこれが快感。打楽器、管楽器、弦楽器もドンパチと弾く。 この曲(バレエ)が初演のときは、聴衆は拒否反応。そこでパトロンとして現れたのがシャネル。 映画で知りました。「田園」のほうが春のまっただ中で、春の祭典」これから植物の芽がでて細胞分裂を始めるぞと言った曲。 舞台裏は指揮者の顔が見えるのです。大植さん、表情で指揮をしている部分もあります。佐渡ヤンはアクションが大きいのだが、大植さん表情で指揮。たんたんと正統に振るのが大野さん。 以前、大植・大フィルのサンサース3番を聞いたときは、植民地アルジェのマブシイ太陽の下で生活する華やかな曲が、ドイツのどんよりした雲の重い曲になったのですが、今日の「春の祭典」は私のイメージにぴったり。 印象派と言ってもロシアの作曲家。パリとサンクトペテルブルクの中間がドイツだからね。雲った圧政から解放される民衆の春って感じが 大地から芽が出るイメージにぴったり。 大フィルで聴いた中でNo1のでした。だけどフライング・ブラボーがでてしまった。。。。残念。 シンフフォニーホールは残響2秒。 カーテンコールは、楽団員が引き上たあと20分ぐらい。大植さんが舞台から降りて観客と握手を。 大植さん なんとか大阪市民に音楽をと頑張ってこられた大植さんに感謝のカーテンコールでした。 地方自治体助成(2010年)
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